あの「自民党重鎮」がブチギレ!今井絵理子が大恩人からの頼みを無下にも断った「あまりにあきれた理由」

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当選8回を誇る重鎮で、参議院議長も務めた前参院議員の山東昭子氏が何やらご立腹だという。
「原因は今井絵里子さんですよ。恩人である山東さんに不義理をしたんですから」(自民党秘書)
内閣府兼復興政務官の今井参院議員と山東氏は普段からお互いに「政界の母、娘」と呼び合うほど信頼が厚い。
‘16年に今井氏が政界入りしてからは、右も左も分からない彼女のために「政治のイロハ」を手解きし、‘19年に今井氏が初の政務三役入りできたのも、山東氏の推薦があったからだと言われている。
それ以外にも山東氏が今井氏のために尽くしてきたことは少なくない。
「山東さんは選挙になれば必ず今井さんの応援に行き、票を取れるよう自身が持つ各種団体を今井さんにつけてあげていたと聞きます。
支援団体を持たない今井さんからすれば、心強い援軍だったでしょう。これまで選挙に勝ててきたのは山東さんのおかげと言っても過言ではありません」(自民党衆議院議員)
また別の議員はこう話す。
「山東さんは自身が政界を引退した際には、会長を務める聴覚障害者教育福祉協会の会長職を今井さんに譲るとも伝えていたそうです」
いわば今井氏にとって山東氏は政界の大恩人ともいうべき存在だ。
山東氏が7月に行われた参議院選で落選した際には、今井氏は自身のインスタグラムで「本当に悔しく、残念でなりません」と無念の胸中を吐露している。
そんな2人の関係に、突如亀裂が生じているという。
一体何があったのか――前出の自民党秘書が明かす。
「山東先生が落選した後に、自身の事務所の秘書2人を今井事務所に受け入れてもらおうと頼みに行ったそうです。ところが今井氏が断ったんだとか。
今井事務所は今年春先に秘書2人が相次いで退職し、公設秘書の席が空いていたにもかかわらずです。山東先生が怒るのも当然です」
今井氏はなぜ大恩人からの頼みを無下に断ったのか。それにはある理由があるという。
「今井さんの内縁の夫である元神戸市議の橋本健さんの存在ですよ。今年春先に辞めた秘書も、人事や業務に関して今井さんと橋本さんから次々と口出しされ、ことあるごとに叱責されて、嫌気が差して辞めてしまったそうです。
今井さんは橋本さんに『政策顧問』という肩書きを与えています。今井さんと秘書が一度合意したことでも、橋本さんが介入して文句を言うと、今井さんは橋本さんのほうが正しいと意見を翻してしまうといいます。
基本的に今井事務所は今井―橋本の2人の世界で回っていますから、外部から干渉されるのを嫌がって、恩人である山東先生の頼みでも断ったんでしょう」(前出の自民党秘書)
山東氏も以前から橋本氏の存在については苦言を呈していたという。自民党秘書は「山東氏が自身の事務所の秘書を『見張り役』として今井事務所に送り込んだこともあるようだ」と続ける。
「ところが今井さんがその女性秘書をすぐにクビにして、橋本さんを自由に事務所に出入りさせるようにしたそうです。現在も2人は一緒に住んでいますし、今井さんがベトナムや沖縄へ視察に行った際も橋本さんを同行させています。今井さんが橋本さんにゾッコンなので、山東先生も途中であきらめてしまったようです」
以前の本誌の取材でも、今井氏は「(橋本氏には)公私ともに助けていただいているところです」と関係を認めていた。
しかし、橋本氏の存在を理由に恩人の頼みを断るのは不義理であると言われても仕方がない。
今井氏はこれまで、マスメディアに橋本氏の政治活動参画について問われた際も「彼から政治に関するアドバイスは受けても、会館に入ったり、私の政治活動に参画することはない」と公言していた。
ところが最近では、今井氏が橋本氏が運転する車で会館に入り、堂々と2人で事務所に入っていく姿が目撃されている。
そればかりか、橋本氏はさらに大胆な行動に出て、周囲を驚かせている。
「8月26日の午前中から党本部707号室で沖縄関係の調査会が開かれ、関係議員や秘書が出席しました。会議が始まってすぐに、右端前方にどこかで見た顔がいるなぁと思っていたら、あの橋本健さんでした。椅子に座って何やらスマホをいじっていたのですが、議員でも秘書でもない橋本さんがなぜここにいるのかと疑問に思いました。
事実上の夫婦関係の方が議員会館事務所を訪れることはよくありますが、党本部の会議にまで出席するというのは聞いたこともない」(会議に出席した自民党関係者)
自民党の会議では以前、某議員事務所が「インターン実習生」と称して学生などを入れ、会議の様子や内容が外部に流出したことから入室規制がかかった。それ以降、出席できるのは部会長の許可を得た者、顔写真入りの衆参両院発行の通行証を携帯している秘書に限られている。
秘書権限もなく、今井氏の事実婚の相手にすぎない橋本氏が党の会議に出席するのは、規定に明確に違反している。これでは、自民党のガバナンスが機能不全に陥っていると言われても仕方がないだろう。
今井事務所に事実関係を問う書面を送ったが、期日までに回答はなかった。
最近では復興政務官としての公務活動はそっちのけで、夏の甲子園大会の観戦に訪れ、地元沖縄尚学高校を応援していたことで批判を浴びた今井氏。
お目付け役だった山東氏が永田町から去り、もはや歯止めが効かなくなっているようだ。
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