東京都中野区で行われている「中野駅前大盆踊り大会」が2025年9月9日までに公式サイト上で声明を発表。盆踊り大会の前夜祭として行われて物議を醸した「ピンク盆踊り」について謝罪した。
8月2日と3日に行われた「中野駅前大盆踊り大会」の主催者によって、8月1日に中野セントラルパークで行われた「中野駅前大盆踊り大会前夜祭」。この時、「ピンク盆踊り」と称し、セクシー女優らが参加したほか、撮影で使用されるマジックミラー号が搬入されており、公共の場で行うイベントとして不適切だとして物議を醸す事態に。
この問題をめぐっては、8月8日に中野区と、中野セントラルパークの所有者が共同で「中野駅前大盆踊り大会実行委員会」に対して抗議文を送付していた。
その後、9月9日までに「中野駅前大盆踊り大会」は公式サイト上に公開した声明で「このたびの『第13回中野駅前大盆踊り大会前夜祭』におきまして、一部の企画や演出に関して、区民の皆様からご意見やご心配のお声を頂戴いたしましたことを、重く受け止めております」と言及した。
その上で、「公園内において事前の申請に不備があり、借り受けた車両を設置・展示したことで、行政をはじめ関係の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、「この度の件を真摯に受け止め、再発防止に努めるとともに、これからも「区民の皆様に愛されるお祭り」を目指して、一層努力してまいります」とし、「今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とつづっていた。