猛暑の午後に突如として報じられた、サントリーホールディングスの新浪剛史会長(66)の自宅に家宅捜索が入っていたとのビッグニュース。同社は9月2日午後に緊急会見を開き、新浪氏の辞任を発表した。経済同友会代表幹事も務める財界の大物に“薬物疑惑”で捜査の手が及んでいたというショッキングな事案だけに、ネット上の注目度は高い。
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が、実は1週間前にすでに、新浪氏に捜査の手が及んでいたという情報が、X(旧ツイッター)上を飛び交っていたようだ。
Xユーザーらが驚いているのは、昨今「暴露系インフルエンサー」として有名になっている作家のアカウントのポスト。ネット事情に詳しい週刊誌記者は言う。
「同アカウントは8月26日に、新浪氏の自宅に薬物容疑での家宅捜査が入ったらしいと投稿。結果として、出てきた薬物は合法のものだったため捜査は空振りだったようだといった内容をポストしていました。各メディアは新浪氏について、捜査関係者の話として大麻由来の成分が含まれた製品をアメリカから輸入していたと報じています。1週間前の作家のポストと一致している情報もあるため、Xでは大きな話題になっています」
それだけ衝撃度が深かったのだろう。波紋は広がる一方だ。
「ネット上では当然、大企業のトップの薬物疑惑に驚く声も上がっていますし、新浪氏の“プロ経営者”としてのこれまでの評価や資質に疑問を呈する意見も出ていますが、中には今回のガサ入れについて何らかの圧力が働いたのではという“陰謀論”まで飛び交っている。ショッキングなニュースすぎて、真偽が定かじゃない情報がどんどん拡散されていっています」(スポーツ紙事件担当デスク)
いずれにせよ、1週間前にガサ入れ情報を出せたのは、確たるネタを掴んでいたのか。だとしたら、どこから? さすがに当てずっぽうということはないだろうが……気になるところではある。
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不確かな情報はその真偽そのものが話題を呼ぶ。関連記事【もっと読む】ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る…では、「闇オーディション」なるものが実在するか否かについて伝えている。