「搾乳しないと母乳で服が濡れて…」 議長になった「美人過ぎる市議」が明かす人知れぬ苦労

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2007年、27歳で青森県八戸市議選に初当選するや“美人過ぎる市議”として話題になった藤川優里氏(45)。ピカピカの新人から実に5選を経て、今年6月には市議会議長に就任した。一時は国政転身もうわさされた本人が語る「この先」とは。
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【最新ショット】45歳になった「美人過ぎる市議」の“現在の姿”
「真摯に謙虚に職責を果たしていく決意です」
藤川氏は議長就任に際し、よく通る声でそうあいさつした。議長室でご本人に、当時の心境を尋ねると、
「議長や委員長のポストは持ち回り的なところがあり、どのような役をお預かりしてもベストを尽くせるように、先輩方の姿を見させていただき、自分なりの努力を続けてきました」
やはり明朗に語るのだ。
「これからは経験を生かしていきたいです。例えば4年前の市長選で自民系の会派が分裂した直後、私は最大会派(自民系)の幹事長の立場だったので交渉を学びました。目標というには大き過ぎる存在ですが、同じ地元で衆院議長の在任期間が日本憲政史上最長となる大島理森先生のように、みなさんに安心していただける存在でありたい」
ちなみに、八戸市議会初の女性議長でもあって、
「女性議長は増えたという印象です。歴史をさかのぼれば女性に選挙権がない時代もあり、先人の積み重ねによって自分が今の立場に就けていると感じます。やがては女性が議長になっても話題にならない日が来るでしょう。自分はその過渡期にいるのだと思います」
私生活では17年に36歳で地元の弁護士と結婚し、19年に女児を出産。家族の話になると、顔をほころばせる。
「夫はいい人そうな顔立ちなのですが、本当にいい人なんです。深夜に及んでいた仕事を調整し、出産後は毎日午後6時半に帰って来てくれます。“自己肯定感を育むために『愛してるよ』と声をかけるといいんだって”と伝えたら、まだ0歳だった娘に“月が奇麗ですね”なんて言う人です」
家庭も円満過ぎるご様子だ。心優しきご主人とは、いわゆる交際0日婚。
「独身だった私のことを周囲が心配して下さり、ある国会議員の先生から婚活パーティーに誘われたんです。それを当時友人だった彼に話したら“行ってほしくない”と言われて。“じゃあ結婚する?”と聞きまして。彼の人柄は知っていたので不安はありませんでした」
無論、政治家ならではの苦労もあった。
「妊娠5カ月のときに4期目の市議選があり、安定期に入る前だった」
出産までもまたひと山。
「予定日だった日は生まれそうになかったため、本会議に出席しました。休むことはできましたが、採決に加われるのなら可能な限り審議に参加すべきだという考えでした」
お腹の中で審議を聞いていたはずの子は、後日、無事に産声を上げた。が、
「出産後は搾乳しないと母乳が漏れて服が濡れてしまうので、市議会のフロアのほぼ使われていなかった部屋にテーブルと座布団を設置し、そこで議会中継を議会配付のタブレットで見ながら搾乳していました」
藤川氏といえば、10年の参院選の際に国政進出が取り沙汰されながら、本人が固辞した経緯がある。議長の座を経て、愛娘も5歳と物心つく年齢を迎えた現在、満を持しての国政転身は念頭にないのだろうか。
「青森選出の国会議員は、津島雄二先生(元厚生相)や大島先生など偉大な先生方ばかりで、自分が国政へというのは考えられませんでした。来年小学校に入る娘を八戸で育てたいと思っており、平日は東京、週末は地元に戻るという国会議員の先生方の生活も、私には難しいと考えています」
では、八戸市長や青森県知事を目指すという道は?
「自分の可能性を狭めるつもりはありませんが、今は目の前の議長職に傾注します」
美人過ぎる市長、県知事の姿を見られる日が来るかもしれない。
「週刊新潮」2025年8月28日号 掲載

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