《白シャツも脱いで胸元あらわに》グラビア活動女性の「下着ディズニー」投稿が物議…オリエンタルランドが回答「個別の事象についてお答えしておりません」「公序良俗に反するような服装の場合は入園をお断り」

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猛暑の夏でも賑わうテーマパーク。日焼け対策をしたり、暑さ対策で薄着をしたり、人々のファッションはさまざまだが、ここ数日、X(旧Twitter)上で波紋を呼んでいるのは「下着ディズニー」という言葉だ–。ネットニュースライターが語る。
【写真】「白シャツも脱いで胸元あらわに…」あられもない姿でディズニーを満喫する女性インフルエンサー
「今年7~8月、米ブランドのカルバン・クラインの下着が大きくはみ出した服装で、東京ディズニーシー(千葉)を訪れたという女性ユーザーの投稿が物議を醸しています。同テーマパーク内で撮影されたと思われる写真には、胸元を露わにアピールしているように見える女性の姿が映っていました」
2022年には、複数のインスタグラマー女性がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪、以下USJ)に下着のような衣装で訪れたことを報告する投稿が物議を醸し、「下着ユニバ事件」として炎上。その後、USJが利用者に服装に関する注意を呼びかけるなど、大きな騒動になった。 女性はグラビアのデジタル写真集も発売するなど、芸能活動もしているようだ。
「7月にはデニムのショートパンツにトップスは白いシャツ、その中に濃いブルーのカルバン・クラインを着用している写真を投稿して、ディズニーに行ったことを報告。白いシャツを脱いで上半身はカルバン・クラインのみという状態の写真や動画もありました。
また、8月にも同じくデニムショートパンツに白いシャツを軽く羽織り、今度は明るいイエローのカルバン・クラインを身につけて、ディズニーシーのハッシュタグつきで投稿するなどしています」(同前)
近年、ファッションの一部として取り入れられることもあるカルバン・クラインの下着。しかし、公の場で下着を見せるファッションには、違和感を抱く人も多いのが現状だ。特に今回は東京ディズニーリゾート内で撮影された投稿であることから、困惑の声が多く寄せられている。
東京ディズニーリゾートのHP上には、「服装についてのお願い」として、「次の項目に該当する場合は入園をお断り、または退園をお願いする場合があります」とある。
・他のゲストを挑発する、 また他のゲストの迷惑となるおそれがあるもの・顔全体を覆うマスクなど、顔の大半が見えなくなるもの(医療目的で必要なものを除く)・地面を引きずるもの・好ましくない単語やデザインの刺青が露出しているもの・キャラクターや出演者、キャスト(従業員)と間違える可能性のある服装・営利目的の宣伝行為となるもの・中学生以上の方の全身仮装
「下着」に関する規定はないが、「他のゲストの迷惑となるおそれ」はあるかもしれない。
東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドに認識を聞くと、広報担当者が次のように回答した。
「東京ディズニーリゾートでは、服装(靴を含む)について、他のゲストの迷惑となるおそれがある場合や、公序良俗に反するような服装の場合は入園をお断りしております。また、パーク内でそのような服装をしているゲストを見かけた場合はキャストから注意させていただき、退園をお願いする場合があります。
個別の事象について詳細はお答えしておりません。ご来園いただいたゲストの皆様がパークをお楽しみいただけるよう、ご来園時の服装についてご理解ご協力をお願いいたします」
アメリカ・フロリダ州のディズニーリゾートでもかつて、女性が着ていた胸元をあらわにしたトップスがパークにそぐわないとして、スタッフから呼び止められるなどしていたことが報じられている。
子どもも含めて老若男女が集まる「夢の国」。皆が楽しめるには、TPOをわきまえることが大切だろう。

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