STARTO社 なりすましアカウントに実力行使へ「政府と協議を行っております」

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かねて契約タレントに関するSNSなどの「なりすまし」被害を受けてきたSTARTO ENTERTAINMENT社が“実力行使”を進める。なりすましアカウントの発信元が開示されたことを13日、同社ウェブサイトで明らかにした。アカウントに対しては法的手続きも行った。
嵐やSnow Manといった人気グループなどに関し、X(旧ツイッター)の個人アカウントなどによるなりすまし投稿が横行してきた。万単位のフォロワーがいるアカウントも。発表によると「一部のアカウントはコンサート当日に無料配信をうたい、クレジットカード情報の入力をうながす詐欺サイトに誘導している事実を確認いたしました」。
これまでもタレントらが警告を発してきたが、同社は5月からX上に存在する73のなりすましアカウントを対象に米連邦地裁(カリフォルニア州北部地区)で発信者情報開示命令の申し立てを行い、命令が発令された。
その多くがアジアの特定の国で運用されていたことが判明。「現在、外務省を通じて、当該国に取締要請を行うべく、政府と協議を行っております」。日本国内で運用されているなりすましアカウントにも、同様の開示請求を順次行っているという。
「株式会社 嵐」の四宮隆史代表取締役も、これを受けて両社が「協働して厳正な対応を行っています」と発信した。

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