ガンホー、元幹部級従業員が架空発注で3億4600万円流出…告訴の方針

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スマートフォン向けゲーム大手のガンホー・オンライン・エンターテイメントは14日、幹部級だった元従業員が数年間にわたって架空の発注をして約3億4600万円を社外に流出させていたと発表した。
7月に懲戒解雇しており、告訴する方針だ。
発表によると、元従業員は自身を受注者とする架空の業務を発注し、委託費計約2億4600万円の大部分を着服したほか、ある取引先に対し、業務実態がないにもかかわらず委託費計約1億円を不正に支払っていたことが社内調査で判明したという。
業績への影響は軽微としている。経営責任を明確化するため、森下一喜社長の月額報酬を3か月間30%減額し、取締役4人も同10%減とした。

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