【全2回(前編/後編)の前編】
小室圭さん・眞子さん夫妻(共に33歳)に第1子が誕生したことを宮内庁が発表したのは5月末のこと。最近になって圭さんの現地でのイクメン姿がキャッチされた。片手でわが子を抱く姿からは幸せな暮らしぶりが伝わってくる。一方、秋篠宮家の長男・悠仁さまは、19歳となられる9月6日に晴れて「成年式」に臨まれるが、そんな折、紀子妃(58)の職員に対するご指導がエスカレートしているという。
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【写真15枚】小室圭さん「赤ちゃん抱っこ」を初キャッチ 慣れた様子で“片手抱っこ”する圭さん&眞子さんも満面の笑み
成年式が執り行われるのは、1985年11月の礼宮さま(秋篠宮さま)以来40年ぶりのことである。
「当日は、天皇陛下の使者から冠を受け取る『冠を賜うの儀』や冠を授けられる『加冠の儀』、そして天皇皇后両陛下の前で感謝の言葉を述べられる『朝見の儀』などが執り行われます。秋篠宮さまは40年前、伝統装束で加冠の儀を終えられてから儀装馬車に乗って宮中三殿を参拝され、その後は燕尾服に着替えられて宮殿で朝見の儀に臨まれました。悠仁さまもまた、これらの所作を踏襲なさいます」(宮内庁担当記者)
将来のお世継ぎであられる悠仁さまの晴れ舞台は、
「秋篠宮家のみならず皇室全体にとっても今年最大の慶事だといえます。悠仁さまの通われる筑波大は授業や試験が8月上旬まであるため、それが終わってから本格的な準備に取りかかられることになります。側近トップの吉田尚正皇嗣職大夫も今月18日の会見で、『関係部局と連携し、いろいろと準備を始めた』と述べていました」(同)
式が近づけば、悠仁さまは所作などを確認される予行演習の「習礼(しゅらい)」にも臨まれ、ご多忙の日々が続く。そんな中、ご一家を切り盛りなさる紀子妃は、宮邸で日々の業務にあたる職員らに、ご指導が熱を帯びて苛烈なお言葉を投げかけられることもあるという。これについては本誌(「週刊新潮」)でも既に報じており、ある時はその場に居合わせられた悠仁さまが、間を取りなすように紀子妃に向かって、
〈それはおかしい。お母さまが間違っていますよ〉
と進言されたこともあった。紀子妃は口をつぐまれ、職員はこの上ないお力添えによって難所を切り抜けたわけだが、むろん悠仁さまが絶えずお近くにいらっしゃるわけではない。さる宮内庁関係者によれば、
「大夫も会見で触れたように、成年式が近づくにつれ準備の作業は慌ただしくなっていきます。宮邸でも目下、紀子さまが中心となって職員らに業務を割り振られており、ご自身が目標として定めた期限が近づくにつれ、『あれはどうなっていますか』と、しびれを切らされたご様子のお尋ねが目立っています」
とのことで、
「もし職員が『まだめどが立たないのですが』などと答えようものなら『期日を決めたはずでしょう。何をしているのですか』と、容赦のないお言葉が浴びせられるのです」(同)
こうした場面は、日を追うごとに増えているといい、
「紀子さまからすれば、ご自身が全体のディレクションを執らなければ何も始まらない、といった責任感に基づくお振る舞いなのでしょう。ですが当の職員らにしてみれば、いつ呼ばれてご指導を受けるのかと気が気でない。日々のモチベーションにも影響が出かねません」(前出の宮内庁関係者)
何しろ紀子妃とのやりとりにおいては、以下のような“特徴”が見られるというのだ。
「紀子さまは、いったん職員に『こうしてください』と指示なさるものの、そのままお任せになることはなく、すべての経緯を把握しようと必ず途中経過の報告をお求めになります。その際、職員から『この方がよろしいのでは』といった提案がなされることもしばしばあるのですが、明らかに有益な案であっても『それは良いですね。ではそのようにしてください』とは、まず仰いません」(同)
代わりに紀子妃は、
「『どうしてそう思うのですか』と質され、細部についても『そうではなくてこうでしょう』などと詰めていかれます。終始、相手をやり込めるような形で、最終的には職員の案と大差がない結論に至ったとしても、あくまでご自身によるオリジナルのご指示としてお出しにならなければ納得なさらないのです」(前出の宮内庁関係者)
その上で、こう指摘するのだ。
「側近を含む職員らとの接し方から、対人関係をおしなべて“勝ち負け”という尺度で測られているご様子がうかがえます。職員らの進言をそのまま受け入れてしまえば、すなわち“言い負かされた”ことになる。そのように受け止められている節があり、お気持ちが許さないのだと思われます」(同)
後編【佳子さまが「母は周囲と接するのが難しい部分もありますので」とフォロー 「職員の労をねぎらっておられる」】では、最近紀子さまが口にされたという「耳を疑うような一言」について詳しく報じる。
「週刊新潮」2025年7月31日号 掲載