きのう夜、横浜市のみなとみらいエリアで花火を打ち上げる台船から出火した火災で、作業員が出火直後に花火の制御システムを操作しても打ち上げを停止できなかったことが分かりました。
きのう午後7時45分ごろ、横浜市中区のみなとみらいエリアの港で、花火大会の最中に、花火を打ち上げていた台船の上で火災が発生し、別の台船にも燃え移りました。
この火災で、出火した台船に乗っていた作業員5人が海に飛び込み、その後救助されましたが、このうち1人が熱中症と診断されたということです。
また、横浜市によりますと、花火は音楽にあわせて打ち上げる演出で、打ち上げのタイミングはコンピューターによってプログラミングされていました。しかし、出火直後に作業員が花火の打ち上げを制御するシステムを操作しても、打ち上げを停止できなかったということです。
横浜海上保安部などは、安全が確保され次第、実況見分などを行い、原因を究明する方針です。