サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会で、日本代表がスペイン戦で勝利し、決勝トーナメント出場を決めた２日朝、大阪の通勤客らからも喜びの声が上がった。
「今年で一番うれしい出来事」と興奮気味に話すのは、早朝から自宅で観戦したという大阪府八尾市の自営業、柴谷大樹さん（２８）。「試合が終わったとき、思わず母親とハイタッチしてしまった」と笑顔だった。
大阪市西区の女性会社員（３６）は午前４時からの試合を見るために早めに就寝。「準備万端で応援することができた。いい試合をみることができてよかった。本当は会社も休みたいけど」と話し、足早に会社に向かった。
スペインの先制ゴールを許すも日本が逆転勝利した展開に、堺市堺区の男性会社員（４８）は「粘り強く相手に向かっていく戦いぶりに勇気をもらいました。今日の仕事も頑張りたい」と力強く話した。