【悪質】落ちそうで落ちない「ゴトゴト石」 受験生が思い込めた“ご神体”がいたずらで動かない状態に

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「ゴトゴト」と音をたてて動くはずの石が動かなくなっている。
本格的な受験シーズンを前に、高知市の人気ゲン担ぎスポットで、悪質ないたずらに地元住民から怒りの声が上がっている。
本来は「ゴトゴト」と音を立てながら揺れ動くはずだが…
記者リポート:私が精いっぱい押しても、ビクともしません。
このゴトゴト石は、重さ5トン以上。400年以上前から切り立った崖の上にあり、どんなに押しても絶対に落ちることはなかったという。
「落ちそうで落ちない」ことから、受験生などから人気のゲン担ぎスポットとなっているゴトゴト石。
ところが、11月下旬、何者かによって動かなくされてしまったという。なぜ動かなくなってしまったのだろうか。
記者リポート:ゴトゴト石の近くには、これまでになかった、朽ち果てた木が散乱しています。
地元住民によると、何者かが木を隙間にかませて、ジャッキを使いながら徐々に石を上に傾けたのではないかという。上に傾けられたことで、動かなくなってしまったゴトゴト石。
3日前に撮影された写真には、ゴトゴト石に緑色のバンドが巻かれている。
石を動かすのに使ったのか、現場には丸太やジャッキ、そして手袋などが入った袋が放置されていた。
以前は、ゴトゴト石とその隣にある石との間にすき間があったが…
その隙間はなくなっていて、大きく動かされたことが分かる。
誰が何のために、人々の思いを裏切る悪質ないたずらをしたのか。地元の住民からは怒りの声が…
地元住民 植田勝之さん:ふざけんなという話ですよね、ご神体なんで。力自慢が落とそうとしても、力士が押しても落ちなかったとかっていうので、みんな大事にし始めて、今に至ってるんでしょう。「どうしても受かりたい、どうしても受かりたい」という思いを、ここへ込めるわけで。神様を感じやすい接点なわけですけど、それをおろそかにして…
地元住民は復旧方法を検討していて、被害届を出すかは警察と相談して決めたいとしている。
(「イット!」12月1日放送分より)

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