「有毒ガス」漏れた工場で原因調査 60人以上が体調不良 県は再発防止へ「積極的に連携」福岡

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福岡県大牟田市の工場から27日午後、有毒ガスが漏れ出し60人以上が体調不良を訴えました。消防や警察は28日、工場に原因究明のための調査に入りました。
消防によりますと、28日午前10時、福岡県大牟田市浅牟田町の三井化学大牟田工場には、消防、警察、労働基準監督署が、ガスが漏れた場所を確認するなど原因の調査に入りました。通報があったのは、27日午後6時ごろです。ウレタン原料を製造している工場から、塩素系のガスが漏れ出しました。およそ1時間半後にガス漏れは止まりましたが、体調不良を訴えた29人が消防によって病院に搬送されたほか、33人が病院で診察を受けました。症状の重い人はいないということです。

警察は、業務上過失傷害の疑いも視野に捜査する方針です。
当時、工場からおよそ2キロ離れた場所では「おおむた『大蛇山』まつり」が行われていましたが、ガス漏れを受け、午後7時半以降の行事は取りやめとなりました。■会場アナウンス「お客様がはけたところで、片付けをお願いしたいと思います。」今回漏れたガスについて、三井化学は人体に影響があるとしています。■三井化学 総務部長・林竜也さん「塩素系のガスですけれども、人体に影響がある。せき込むとかですね。(漏えいの原因は)調査中です。」三井化学は調査を受けて、28日午後7時から会見を開く予定です。
一方、福岡県は再発防止に向け事案の内容を共有し、対策を話し合う会議を開きました。担当者は、県民の安全・安心のために、福岡県も積極的に連携をとっていきたいと話しています。

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