葬儀会社が発表したアンケートによると、約4人に1人が“終活をしている”という結果に。自治体では“終活”を支援する動きが広まっています。“終活スナック”と呼ばれる店では、棺に入る体験などで人生を見つめ直す人も。いまどきの“終活事情”を取材しました。■4人に1人が“終活”中 若い世代も3日の「気になる!」は、いま若い世代にも関心が高まりつつあるという、“終活”に注目。人生の終りと向き合う、いまどきの終活とは。街で聞きました。
――“終活”していますか?妻 20代「特に何もない」夫 30代「考えたことなかった」新社会人 20代「(終活)しておいた方がいいけど、まだちょっと早いかな」70代と80代の夫婦は…夫 80代「お墓を引き継いだんですよ。(孫と)一緒に行ってお墓のお掃除してくれる。幸せですよ」■20代で26.8%“終活”中葬儀会社が行ったアンケートでは、終活をしているという人は全体の24.6%。4人に1人が終活をしていると回答。終活をしていると答えた人を、それぞれの年代別で見ると、70代に次いで20代が多く、若い人も”終活”を意識していることがわかります。20歳の学生は…学生(20)「(カードなどの)暗証番号を親に伝えています」気になる!班「もし何かあった時のために?」学生(20)「そうですね」■親と暗証番号を共有、家の書類も家族が困らないように、日常使っている暗証番号を共有しているといいます。さらに50歳の母親とは、こんなやりとも。学生(20)「母が亡くなったら、この家どうするっていうのは、書類とかも見せてくれたり」アルバイト(21)「そうなの?」学生(20)「ここにあるから、手続きとかこうしてねとかは、話しています」アルバイト(21)「すごっ。早っ!」■自治体が”終活支援” 市民向けに説明会一方で、どう終活を始めていいのか分からない人のために、自治体による”終活支援”も広がりを見せています。神奈川県大和市が行っていたのは…大和市 人生100年推進課 行武亜紀さん「市に登録した情報を、市が登録者と病院などの間に入って、緊急連絡先の方からの問い合わせに応じて伝えていく、という事業内容となっています」市民向けの“終活説明会”。遺言書の保管場所などを市に登録しておけば、亡くなった際、あらかじめ指定した人にだけ伝えてくれるというもの。職員「ご家族の方が緊急連絡先になっているから、その方に連絡しますねって形で、つないでさし上げることができます」市民「安心だわ。何かあったら、ありがたいです」■死生観を語り合う”終活スナック”終活は、自分の亡くなる前の準備だけではなく、死について考えるきっかけにも。東京・江東区にある、その名も”終活スナック”――「出会いに乾杯」実際に使われる棺や、死に装束が置かれた店内。終活や死について気軽に話せる場として、2024年オープンしました。30代の会社員は…会社員(35)「YouTubeで生前葬を知って、みなさんの死生観というか、いろんな価値観に触れてみたいなと思いまして来ました」30歳のお客さんは…IT関連(30)「死について昔からすごい関心があったから、もう少しフランクに話せたらなと思うとこがあって。普通に話すのはタブーだから、いい場だなとは思っています」■若い世代も集う“終活”の語り場終活スナック めめんともり 村田ますみオーナー「意外とこういう若い人がたくさん来るので、ちょっとビックリしています。横にいるのは葬儀会社の方ですけど、結構業界の方もいらっしゃるので」こうした専門の知識を持った人と出会えるのも、店の魅力だといいます。葬儀会社を経営(50代)「例えば私の葬式で、私はもういないじゃないですか。だけど遺族の人たちは、私が(葬儀を)こうやりたいと思っていたとすると、ほぼ実現不可能のことが残されたら結構負担ですよね」IT関連(30)「なるほど。誰のための葬式か考えると、送る側のための葬式な気もするから」■自らと向き合う“入棺体験”さらに、死生観について語り合うイベントや、棺に入る体験もできます。参加したのは60代の2人組。パート(60)「実際自分が死んだ時、どういう気持ちになるのかっていうのはすごく興味があります」人生の最後の瞬間を想像するため、実際に棺に入り疑似体験。その様子は、スタッフがスマホで撮影。終活スナック めめんともり スタッフ「それではフタを閉めていきます。短い時間ですがあの世を体験してきてください。いってらっしゃい」棺の中で3分過ごす間、友人から、お別れの言葉も。友人(61)「ゆかに出会えて、本当に私はよかったよ。ありがとね」■棺で疑似体験 “人生を見つめ直す”きっかけ終活スナック スタッフ「それではフタをお開けします。お帰りなさい」パート(60)「ただいま」撮影した写真を確認すると…「エヘヘ」終活スナック スタッフ「SNSのアイコンにする人が多い」パート(60)「笑っちゃいました。まだ生きていようと思いました」棺に入った感想は…「死ぬ時は、このぐらいのスペースに納まっちゃうんだなっていう。開放感のあるところ、例えば海に散骨して自然の中に、そういうところにいきたいな」この入棺体験は、これまで100人以上が参加。“人生を見つめ直すきっかけ”になったと話す人も多いということです。(7月3日「news every.」より)
葬儀会社が発表したアンケートによると、約4人に1人が“終活をしている”という結果に。自治体では“終活”を支援する動きが広まっています。“終活スナック”と呼ばれる店では、棺に入る体験などで人生を見つめ直す人も。いまどきの“終活事情”を取材しました。
3日の「気になる!」は、いま若い世代にも関心が高まりつつあるという、“終活”に注目。人生の終りと向き合う、いまどきの終活とは。街で聞きました。
――“終活”していますか?
妻 20代「特に何もない」
夫 30代「考えたことなかった」
新社会人 20代「(終活)しておいた方がいいけど、まだちょっと早いかな」
70代と80代の夫婦は…
夫 80代「お墓を引き継いだんですよ。(孫と)一緒に行ってお墓のお掃除してくれる。幸せですよ」
葬儀会社が行ったアンケートでは、終活をしているという人は全体の24.6%。4人に1人が終活をしていると回答。
終活をしていると答えた人を、それぞれの年代別で見ると、70代に次いで20代が多く、若い人も”終活”を意識していることがわかります。
20歳の学生は…
学生(20)「(カードなどの)暗証番号を親に伝えています」
気になる!班「もし何かあった時のために?」
学生(20)「そうですね」
家族が困らないように、日常使っている暗証番号を共有しているといいます。
さらに50歳の母親とは、こんなやりとも。
学生(20)「母が亡くなったら、この家どうするっていうのは、書類とかも見せてくれたり」
アルバイト(21)「そうなの?」
学生(20)「ここにあるから、手続きとかこうしてねとかは、話しています」
アルバイト(21)「すごっ。早っ!」
一方で、どう終活を始めていいのか分からない人のために、自治体による”終活支援”も広がりを見せています。
神奈川県大和市が行っていたのは…
大和市 人生100年推進課 行武亜紀さん「市に登録した情報を、市が登録者と病院などの間に入って、緊急連絡先の方からの問い合わせに応じて伝えていく、という事業内容となっています」
市民向けの“終活説明会”。遺言書の保管場所などを市に登録しておけば、亡くなった際、あらかじめ指定した人にだけ伝えてくれるというもの。
職員「ご家族の方が緊急連絡先になっているから、その方に連絡しますねって形で、つないでさし上げることができます」
市民「安心だわ。何かあったら、ありがたいです」
終活は、自分の亡くなる前の準備だけではなく、死について考えるきっかけにも。
東京・江東区にある、その名も”終活スナック”――
「出会いに乾杯」
実際に使われる棺や、死に装束が置かれた店内。終活や死について気軽に話せる場として、2024年オープンしました。
30代の会社員は…
会社員(35)「YouTubeで生前葬を知って、みなさんの死生観というか、いろんな価値観に触れてみたいなと思いまして来ました」
30歳のお客さんは…
IT関連(30)「死について昔からすごい関心があったから、もう少しフランクに話せたらなと思うとこがあって。普通に話すのはタブーだから、いい場だなとは思っています」
終活スナック めめんともり 村田ますみオーナー「意外とこういう若い人がたくさん来るので、ちょっとビックリしています。横にいるのは葬儀会社の方ですけど、結構業界の方もいらっしゃるので」
こうした専門の知識を持った人と出会えるのも、店の魅力だといいます。
葬儀会社を経営(50代)「例えば私の葬式で、私はもういないじゃないですか。だけど遺族の人たちは、私が(葬儀を)こうやりたいと思っていたとすると、ほぼ実現不可能のことが残されたら結構負担ですよね」
IT関連(30)「なるほど。誰のための葬式か考えると、送る側のための葬式な気もするから」
さらに、死生観について語り合うイベントや、棺に入る体験もできます。参加したのは60代の2人組。
パート(60)「実際自分が死んだ時、どういう気持ちになるのかっていうのはすごく興味があります」
人生の最後の瞬間を想像するため、実際に棺に入り疑似体験。その様子は、スタッフがスマホで撮影。
終活スナック めめんともり スタッフ「それではフタを閉めていきます。短い時間ですがあの世を体験してきてください。いってらっしゃい」
棺の中で3分過ごす間、友人から、お別れの言葉も。
友人(61)「ゆかに出会えて、本当に私はよかったよ。ありがとね」
終活スナック スタッフ「それではフタをお開けします。お帰りなさい」
パート(60)「ただいま」
撮影した写真を確認すると…
「エヘヘ」
終活スナック スタッフ「SNSのアイコンにする人が多い」
パート(60)「笑っちゃいました。まだ生きていようと思いました」
棺に入った感想は…
「死ぬ時は、このぐらいのスペースに納まっちゃうんだなっていう。開放感のあるところ、例えば海に散骨して自然の中に、そういうところにいきたいな」
この入棺体験は、これまで100人以上が参加。“人生を見つめ直すきっかけ”になったと話す人も多いということです。