外交関係樹立130周年を記念し、6月5~15日の日程でブラジルを公式訪問されていた佳子さま(30歳)。連日、その活躍が報じられていたが、訪問中には、姉・眞子さん(33歳)との「姉妹の絆」を思わせる場面もたびたび見られた。
眞子さんがブラジルを訪問したのは、日系移民110周年を記念した2018年のこと。今回、佳子さまは眞子さんが当時訪れた場所にも足を運ばれていた。特に印象的だったのは、パラナ州マリンガで行われた日経団体主催の歓迎イベントでの挨拶だ。
〈わたくしの両親や姉もパラナ州を訪れ、皆さまに心温まるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています〉
それだけではない。今回の訪問では、眞子さんから受け継いだとみられる着物や洋服、アクセサリー類も身に付けていた。
「11日午前、首都ブラジリアの連邦議会で開かれた記念式典で、佳子さまは水色の着物をお召しになっていました。これは、2016年に眞子さんがパラグアイを公式訪問したときのものと大変よく似ていると、話題になりました。
また、9日に開拓戦没者慰霊碑への献花された際の帽子も、眞子さんが2018年に着用されていたものとほぼ同じデザインの帽子でした」(皇室ジャーナリスト)
紺色を基調に白いラインが入った中折れハットだ。まさに、ファッションを通して、姉妹の絆が健在であることを強く示された。
ある宮内庁関係者によれば「眞子さんと佳子さまは日ごろから、SNSなどを通して連絡を取っている」とのこと。しかし、眞子さんが渡米してまもなく4年、その間、姉妹は直接顔を合わせる機会はなかった。
今回のブラジル訪問では、帰国前に姉妹がアメリカで「電撃密会」するのではないかといった憶測も広がった。
「佳子さまとしても、眞子さんの第一子にお会いしたい気持ちは強かったと思いますが、どうやら再会は叶わなかったようです。姉とはいえ、眞子さんはすでに皇室を出ている。再会のために公務の日程を変更することはできなかったのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
姉妹が顔を合わせる機会はいつになるのか。有力視されているのは、今年9月に行われる悠仁さま(18歳)の成年式だ。
「成年式にあたり、宮内庁から小室夫妻へ正式な招待がされるのではないかと見られています。眞子さんにとって、年の離れた大切な弟の晴れの舞台。招待されれば、さすがに断ることはないでしょう。ただ、夫の圭さんと一緒に帰国すれば再び大騒ぎになります。眞子さんとお子さんだけが、成年式に合わせ帰国するかもしれません」(同前)
「成年式」という大義名分があれば、秋篠宮ご夫妻と眞子さん、双方の体面も保たれるという。
「眞子さんと秋篠宮ご夫妻の間には、今なお微妙な距離があり、お互い意地になっている面も否めません。成年式という公的な行事であれば、秋篠宮殿下も『帰国しなさい』と促しやすく、眞子さんも『弟のためなら』と応じやすい。双方にとって帰国を実現させる絶好の口実となるのです」(前出・宮内庁関係者)
また眞子さん自身にも、少しでも早く帰国を実現させたい、という切実な思いがあるという。それは、高齢の上皇ご夫妻にひ孫の顔を見せたいとの願いだ。
「眞子さんは上皇ご夫妻にとって初孫であり、眞子さんの子供は初のひ孫です。眞子さん自身も幼い時から上皇ご夫妻を慕っていた。美智子さまの養蚕の手伝いをされたり、上皇ご夫妻が眞子さんの勤務先の博物館を訪問されたこともありました。その際、眞子さんがお二人をご案内され、ご夫妻も大変うれしそうにしていたそうです。
近年、上皇ご夫妻は体調を崩されることもあり、国民も心配している。眞子さんが早くご自身とお子さんの顔を見せたい、と思うのは自然なことです」(同前)
では、上皇ご夫妻が眞子さんに会うために渡米される選択肢はないのだろうか。
前出の宮内庁関係者は「100%ありえません」と断言する。その理由は、体調面の問題だけではなく、皇室の制度という二重の壁があるからだ。
「天皇陛下や上皇陛下の外国訪問は、たとえ目的が私的なものであったとしても『公的なご旅行』と位置づけられます。そのため、相手国からの公式な招待があり、国事行為に準ずる重要性があると判断された上で、『閣議決定』されなければ実現しないのです」
眞子さん一家が日本に帰国しない限り、上皇ご夫妻がひ孫の顔を見ることは叶わないのだ。
しかし、その帰国が実現したとしても、もう一つの大きな課題が残されている。母である紀子さまとの、いまだ修復されていない関係だ。
「秋篠宮殿下と眞子さんは、かつてご一緒に公務に出られるなど、非常に仲のいい父娘でした。結婚についても、最終的に秋篠宮殿下がお認めになった。
問題なのは紀子さまとの関係です。結婚を巡っては意見が対立し、最後まで紀子さまは反対されていたと言われています」(同前)
眞子さんにとっては初めての子育てだが、実家には頼れない。孤立した状態とも考えられる。
「頼れるのは義母の佳代さんですが、佳代さんは老齢の父親の介護をしているとされており、アメリカに長期滞在するのは難しいでしょう。圭さんは献身的にサポートしているはずですが、激務として知られるニューヨーク州弁護士だけに、どれほど育児参加できているかは未知数です」(同前)
眞子さんが不安な心境を吐露できる相手とすれば、妹の佳子さまを置いてほかにはいないだろう。悠仁さまの成年式を機に、姉妹の再会は叶うだろうか。
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