《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」

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〈大阪万博の大屋根リングの柱の影でちらっと。。。人が多くってドキドキ。。。〉━━連日、長蛇の列が報じられる大阪・関西万博。世界中から注目が集まるイベントで、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた。6月29日、冒頭のコメントとともにあるアカウントがX(旧Twitter)に投稿した写真には、頭には万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のカチューシャ、腕には「ミャクミャク」のバルーンをつけたロングヘアの女性が写っている。マスク姿だが、笑顔だ。
【写真】万博名所であられもない姿をする女性インフルエンサー 「スカートの中もミャクミャクカラー」と煽る一文も
左手でミニスカートを捲り上げ、明るい赤色の下着を露出している。背後には多くの観光客が写っており、白昼堂々撮影したものと見られる。
万博会場における写真はこの1枚だけではない。
7月1日には〈#大阪万博のオーストラリア館で セクシーポーズのカンガルー発見っ〉と、オーストラリア館エントランスにあるオレンジ色のカンガルーが寝そべるオブジェクトの前でこの女性が開脚し、やはり赤い下着を露出する写真を投稿している。
服装が同じであるため、同日に撮影された写真なのかもしれない。同オブジェクトはフォトスポットとしても人気で、こちらも昼夜問わず観光客で溢れている。〈#大阪万博〉とハッシュタグをつけ、拡散を試みているようにも窺える。
投稿されている2つの写真のX上でのインプレッション数(表示回数)は合計で200万回を超えていて、どちらもすでにネットユーザーからは〈そういうのやめろよ〉〈万博サイドから訴訟されるんじゃないかこれ、、〉と批判の声が起きている。
同アカウントのフォロワーは約7000人だが、このアカウントには、連携する別アカウントがある。それぞれのフォロワー数は約8万人と約2万人という規模だ。さらにアカウントをたどると、成人向けチャットサイトとも連携していた。
別アカウントの投稿をみると、この女性インフルエンサーが大阪万博だけでなく、レトロ自販機の聖地、高尾山、夜行バス、フェリーなど公共の場所で撮影した同様の写真が複数確認できた。ITジャーナリストの三上洋氏が解説する。
「あくまで推測ですが、企業主体で運営しているアカウントの可能性があります。XやInstagramなどのSNSで拡散もしくは炎上を狙った投稿を行い、有料の課金サイトへ誘導し利益をあげる手法というのは、これまでにもいくつか例がありました。しかし、今回のケースでは誘導先に成人向けチャットサイトが含まれている。
チャットサイトは業者が女性や部屋を手配、管理し、コンテンツを提供するものが多いため、完全な個人運営のアカウントではないものと思われます」
また、オーストラリア館のオブジェクトの前で撮影された写真もあることから、三上氏は「国際問題に発展する可能性も否定できない」と指摘する。
「日本国内の問題だけではなく、国外でも容認されない投稿です。特にカンガルーを背景に撮影している写真は、オーストラリアでも物議を醸すおそれがある。
万博を運営している日本のイメージダウンにも繋がりますし、早急な対処が望まれます」(同前)
万博を運営する日本国際博覧会協会は、《大阪・関西万博での肖像の使用および撮影について》という資料を公開しており、「わいせつ目的での撮影」「営利目的での撮影」などを禁止している。また公式HPで「ミャクミャク」に関する禁止事項として「キャラクターおよび大阪・関西万博の価値を下げるような使い方をすること」「他の人を不快にさせ、または傷つけるためなど公序良俗に反する使い方をすること」などと書かれていた。
NEWSポストセブンが協会に問い合わせたところ、「投稿を認識していない」として確認を要請している。協会から回答があり次第、追記する。予想外の使われ方をした「ミャクミャク」も困惑していることだろう。

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