北九州のロングスライダー、骨折は計7人に…注意呼びかける看板の増設検討・改良工事は予定せず

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北九州市八幡東区の皿倉山山頂に設置され、利用者の骨折事故で利用停止となっているロングスライダー(全長約30メートル)について、市は2日、新たに3人が骨折していたとの情報が寄せられたと発表した。
4月下旬のオープンから約1か月間で、市が把握した骨折事故は計7件となった。
市によると、6月30日と今月1日に本人や家族から連絡があった。60歳代男性が尾てい骨を、50歳代女性が左足の甲の骨を折り、年齢が確認できていない男性は膝の骨にヒビが入ったという。
市はこれまでに、40歳代の区役所職員ら2歳~70歳代の計4人が骨折したことを明らかにしていた。
市は今後、注意を呼びかける看板の増設などを検討し、今月下旬の利用再開を目指すとしている。一方、スライダーの構造そのものには問題がないとして、改良工事は行わない方針。

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