「パパがママのことを刺した。私も刺された」保護された女の子 奇跡的に一命とりとめた可能性 死亡した父親を殺人容疑などで書類送検

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「パパがママのことを刺した。私も刺された。」自宅近くで保護された女の子は、奇跡的に一命をとりとめた、とみられています。 5月20日、大阪府池田市の集合住宅で30代の夫婦が遺体で見つかった事件で、警察は妻への殺人容疑、および娘への殺人未遂容疑で、死亡した夫を書類送検しました。 警察によりますと、夫は5月16日から20日までの間に、妻と娘を刺し、その後自殺したとみられています。

事件前後、夫は精神的に不安定だったといい、なんらかの理由で不安を感じ、凶行に及んだ可能性があるということです。 20日に、娘が自宅近くの店舗で保護され、従業員に「両親がけんかをしてナイフを持っていた」などと話したのをきっかけに事件が発覚しました。 保護された直後、女の子に傷があることは気づかれていませんでしたが、その後、警察官に「パパがママのことを刺した。私も刺された。」と話したといい、背中には刺されたとみられる傷がありました。 傷の深さは、約8cmに及んでいたということですが、腹腔内に血が溜まり、外部に出血しなかったことなどで、女の子は、奇跡的に一命をとりとめたとみられています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。