京都大元学長の松本紘氏が死去、82歳…iPS細胞の研究支援に手腕発揮

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京都大元学長の松本紘(まつもと・ひろし)氏が15日、死去した。
82歳だった。告別式は近親者のみで行う予定。喪主は次男、理器(りき)氏。
宇宙電波工学などが専門で「宇宙太陽光発電」の研究で知られた。2008~14年に京大学長を務め、山中伸弥教授が開発したiPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究支援に手腕を発揮した。15~22年には理化学研究所の理事長として、STAP(スタップ)細胞の論文不正問題が起きた後の組織改革などに尽力した。21年に瑞宝大綬章を受章した。

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