中学校のプールで2日以上「水を出しっぱなしに」教職員が不必要のバルブ触り給水継続 約94万円費用増 大阪市立中学校

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大阪市の中学校でプールの操作盤を誤って操作したことで、給水が2日以上にわたり続くトラブルが起きたと市教委が発表しました。 大阪市教委によりますと、大阪市旭区の今市中学校で10日午前11時45分ごろ、3人の教職員がプールのろ過機を作動させるため機械室へ入った際、教職員の1人がプールの操作盤の電動バルブを「手動開」の状態にしたということです。 プールは満水状態でしたが、給水が開始され、3人の教職員はプールのろ過機を作動させた後、その場を離れました。

その2日後の12日午前10時50分ごろ、水道メーターの確認業者から学校に、水道の使用状況が例年より多いとの指摘があり、教職員が確認したところ、プールから水が溢れている状況が確認されました。 その後、あふれ出ている原因を特定するなどして給水を止めるまでに約2時間弱を要し、約49時間にわたり給水が続いていたということです。 教職員がプールろ過機の作動方法を十分に認識しておらず、触る必要のない電動バルブを触ってしまったために、給水されてしまったということです。 また、今回の給水での損失額は精査中だということですが、通常よりも約94万円多く費用が発生しているということです。 大阪市教委は、「教職員への周知徹底を図り、再発防止に努めてまいります」としています。 大阪市内では大正区内の小学校のプールで排水弁を閉めないまま給水したことにより、水を排水し続けるトラブルが起きていました。

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