きょう午後、東京・銀座の高級腕時計を扱うブティックが入るビルでエレベーターの支柱が傾きました。けが人はいませんでしたが、警視庁などが原因を調べています。
【写真を見る】東京・銀座の「スウォッチグループ」ビルでエレベーター停止支柱ごと傾く けが人なし「先月16日の最終点検は問題なかった」警視庁など原因調べる
記者「エレベーターを支えている柱が傾いて、かごの部分が建物の壁に寄りかかっているようにみえます」午後2時ごろ、銀座7丁目のスイスの腕時計メーカー「スウォッチグループ」の日本法人本社ビルで、「大きな音がしてエレベーターが倒れそう」と通報がありました。
エレベーターは支柱ごと傾いていて、かごがビルの2階と3階の間で停止し、本来の出入り口から離れてしまっているのがわかります。警視庁によりますと、エレベーターに乗っていた人はおらず、けが人はいませんでした。
買い物客「怖いですね。本当にいつ倒れそうかわからない感じなので」近くにいた人「そのエレベーターに乗っていなくてよかったなと思いました」
エレベーターの通常時の様子を写した動画です。ガラス製の外付けのかごが柱ごと下から押し上げられる油圧式のタイプだということです。スウォッチグループジャパンによりますと、エレベーターは3階から下がっているときに停止したということです。
また、最終点検は先月16日に行われ、「そのときは問題なかった」ということで、警視庁などが原因を調べています。