国道10号の中央分離帯に女の子 高校生と会社員の連携で保護 無事家族の元へ 大分

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大分市内で今年4月、国道の中央分離帯にいた女子児童を保護し、無事に警察に送り届けた高校生と会社員に感謝状が贈られました。
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大分中央警察署から感謝状が贈られたのは大分市の高校生、前田大地さん(15)と福岡市の会社員、田中寛人さん(29)の2人です。
2人は今年4月18日、大分市鴛野の国道10号の中央分離帯にいた小学校低学年の女子児童に声をかけて保護、およそ2キロ離れた交番まで送り届けました。
当日、国道沿いを歩いていた田中さんに信号停止していた外国人ドライバーから「中央分離帯に女の子がいるので助けてあげて」と声をかけられ、ただ事ではないと感じた田中さんは急いで女の子の所へ。その時、反対車線の歩道にいた前田さんが「信号が赤になったら、こっちにわたってきてください」と呼びかけました。
2人の連携で女の子は無事保護、午後4時頃およそ2キロ離れた敷戸交番まで送り届け、女の子は無事家族の元へ帰りました。
女の子は下校途中に迷子になり、家族が午後2時頃、警察に行方不明届を出していました。
萩尾伸司署長は「今回のようなことがあっても声をかけたり、行動に移したりすることはなかなか出来ません、連携した行動は素晴らしい」と2人を称えました。
(前田大地さん)「無事に保護してよかったです」
(田中寛人さん)「外国人ドライバーから声を掛けられ、周りを見たら自分しかいなくかったので体が動きました。行方不明届が出ていたということで、保護者は心配だったと思います。良いことをしたと思います」

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