プロ野球の巨人の三塁手として活躍し、引退後は巨人の監督を2期15年にわたって務めた巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんが3日午前6時39分、都内の病院で肺炎のため死去したと読売新聞グループ本社、読売巨人軍などが発表した。89歳だった。葬儀・告別式は近親者のみで執り行う。喪主は次女・三奈(みな)氏。後日、お別れの会を開くという。
東京タワーは哀悼の意を込めて、午後9時にランドマークライトを消灯。偉大なスーパースターを悼んだ。
公式Xでは「本日は長嶋茂雄さんに哀悼の意を込めランドマークライトを21時で消灯します。長嶋さんと東京タワーは1958年デビューのいわば同期。昭和33年。背番号3。東京タワーは333m。勝手ながら長嶋さんに親近感を抱いておりました。日本国民に元気を与え続けてくれた長嶋茂雄さん。心から哀悼の意を表します」と記載された。
東京タワーは通常午前0時に消灯する。2022年7月には、安倍晋三元首相が死去した際に終日消灯したケースがあった。