コメの安定供給へ 今週にも関係閣僚会議を設置へ 石破総理が参議院・予算委員会で表明

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コメの価格が高止まりする中、石破総理はコメの安定供給などを議論するための関係閣僚会議を今週にも立ち上げると表明しました。
自民党 北村経夫参院議員「総理のリーダーシップのもとで、政府として、今般の米価の高騰、そしてその要因や反応についての検証をぜひ進めていただきたいと思います。我が国の食料安全保障を念頭に置いた新たなコメ政策について検討する必要があろうかと思いますけれども、総理の見解を伺います」
石破総理「価格弾力性がものすごく小さい食料品、なかんずく米というものが、いつかはこういうことが起こりうると、どこかで限界を超えたのではないかという検証は、私は必要なことなんだというふうに思っております。今週にも私を議長として官房長官、農林水産大臣など関係閣僚で構成するコメの安定供給等に関する閣僚会議を立ち上げたいと思っております」
石破総理は2日、参議院・予算委員会に出席し、コメの価格が高止まりする中、今週にも石破総理を議長としたコメの安定供給などを議論するための関係閣僚会議を立ち上げると表明しました。
複数の政府関係者によると、5日に初会合を行う方向で調整しています。
会議では、コメの価格高騰や政府備蓄米の流通が遅れた原因などについて検証し、必要な対策の検討に繋げるねらいがありますが、ある政府関係者は「減反政策から増産・輸出拡大路線への転換など抜本的なコメ政策の改革に踏み込めるかは今後の議論次第だ」と話しています。

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