福岡県久留米市で、休み時間中に小学校のグラウンドで遊んでいた子どもをエアガンで撃った疑いで、19歳の少年が逮捕されました。
暴行の疑いで28日深夜に逮捕されたのは、福岡県八女市に住む19歳の無職の少年です。少年は28日午後1時15分ころ、福岡県久留米市で、小学校のグラウンドにいた11歳の男子児童をエアガンで撃ち、腕にBB弾を当てる暴行を加えた疑いが持たれています。少年は小学校の隣の公園から、エアガンを撃ったとみられています。男子児童にケガはありませんでした。
警察によりますと、当時は小学校の休み時間で「男からエアガンで数発撃たれた」とする児童からの報告を受け、校長が通報しました。警察が駆けつけた際には少年はすでに逃走していましたが、目撃情報などから近くで少年を見つけたということです。
発見当時、少年はエアガンを2丁持っていて、そのうちアサルトライフルタイプのものが使われたとみられています。少年と児童との距離はフェンスを挟んでおよそ3～4メートルだったということです。警察の調べに対し、少年は「挑発する声が聞こえたので撃ちました」と話し、容疑を認めているということです。
事件の前日にも同じ公園内で同様の被害が確認されているということで、警察は関連についても調べています。