県教育委員会は22日、道交法違反(無免許運転)の罪で起訴され、静岡地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けた県立焼津中央高の青木隆政教諭(32)を21日付で懲戒免職処分にしたと公表した。県教委の聞き取りに青木教諭は起訴内容を認めて謝罪し、控訴しない意向を示したという。
県教委によると、青木教諭は免許停止中に運転したとして免許取り消し処分を受けた後の1月、東名高速道路で無免許運転したとして現行犯逮捕された。青木教諭は逮捕時まで1年3カ月にわたり無免許運転を繰り返していた。
青木教諭は免許取り消しを学校に報告せず、通勤手当や出張手当など少なくとも約20万円を不正に受給していた。