同乗女性が降りると言ったのに停車せず…転落後に後続車にひかれ死亡、男を起訴

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札幌市白石区の路上で女性が車から転落し、後続車にはねられて死亡した事件で、札幌地検は22日、女性が転落した車を運転していた同市厚別区、無職の男(29)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死アルコール等影響発覚免脱)、道路交通法違反(救護義務違反、事故不申告)で札幌地裁に起訴した。
起訴状などによると、男は今月2日、酒を飲んだ状態で乗用車を運転中、同乗者で酒に酔った森ひかるさん(23)と口論になり、森さんが車を降りると言ったのに停車せず、森さんが転落した後も車を走らせ続けた。その後、飲酒運転の発覚を逃れるため、自宅などで約6時間過ごすなどしたとされる。森さんは後続車にひかれ、外傷性ショックで死亡した。
北海道警札幌白石署は4日、後続車を運転していた男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)容疑などで逮捕している。

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