【麻未 知花】52歳男性医師と39歳女性看護師の「院内W不倫」の末路 「この関係を奥様が知ったら…」不倫相手の“ヤバすぎる行動”

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恋愛セラピストの麻未知花氏はこれまで1万人以上から、恋愛相談や不倫の聞き取り取材を行ってきた。彼女に身の上を打ち明けた男女は、財界人、芸能人、プロスポーツ選手まで多岐にわたる。家庭を持つ者なら、仕事とプライベートを分けて付き合うべきだが、現実はそうではない。「職場不倫」はよくある不倫パターンだ。麻未氏いわく、「なかでも医療現場における不倫は枚挙にいとまがない」という。

今回、麻未氏がリポートするのは、読者にとって「他山の石」となるようなケースだ。前編に引き続き、不倫によって妻を傷つけ、交際相手も傷つけた、ある男性医師の末路をご紹介する。※画像はイメージです photo by gettyimages「しっかり説明してきなさい」勤務医・堀川孝司(仮名・52歳)は、同じ科で働く看護師・香織(仮名・39歳)とW不倫の関係になった。3年後、夫の不貞に気づいた妻が病院に乗り込んできた。「妻の『堀川を出せーっ!』という声は、私のいた診察室にも聞こえてきました。かなり焦りましたよ。聴診器なしでも自分の心臓の音が聞こえてきましたからね。機転を利かせた警備員と事務員の女性が妻をなだめてくれて、カンファレンスルームに誘導してくれたので、助かりました。ただ副病院長に汚物をみるような目で『君が悪いから、しっかり説明してきなさい』と言われたのはきつかった」 そこで堀川は、香織、妻の3人で話し合う事となったという。妻が叫び、香織が泣き出し、堀川がアタフタする中、話し合いは決着。堀川は香織と2度と会わない、お互い違う病院に勤務する、という2つの約束を誓約書つきで交わす事で、病院での修羅場は回避されたそうだ。そして、その週末に第2ラウンドが始まる。妻の両親を交えた4者での話し合いである。約束を守らなかった「妻の両親が自宅にきまして、離婚するか、2つの約束を守るかと迫られました。妻は僕にまだ愛情があるということで、後者の選択となったのですが…」歯切れが悪いのは、堀川が約束を守らなかったからだ。妻と妻の両親には「二度と合わない」と約束したものの、香織はこの一件で夫と離婚した事を知り、負い目を感じたという。そして堀川は、彼女の引っ越し代金や生活費を工面しながら、またずるずると身体の関係を結んだのである。「香織にはよく『アナタのせいで離婚をした、子供とも会えていない』と責め立てられました。一方で、『アナタに離婚して欲しい。離婚して私と一緒になって欲しい』と言われ続けました。僕は罪悪感から彼女に生活費を支援することにしました。でも妻にも情はあります。だから『ずるいけど、この形を続けたい』と香織を説得し続けました」そんな状態で10年である。堀川は妻を裏切り、香織の身体を貪り続けたわけだ。不倫の常套句、「妻と別れて(いつか)結婚するから」と言わなかっただけマシではあるが、不誠実さの度合いは五十歩百歩である。 そして香織は「悪女」となった。1年前の出来事である。「僕が煮え切らないからキレたんでしょうね。とうとう彼女に『この関係を奥様が知ったら、どうするでしょうね』と脅されるようになってしまいました。これまでも口止め料として、生活費の他に、車や中古のマンションまで買ってあげましたが、全然ダメでした。香織は、その頃から妻が行くスーパーに出向き、わざと自分の姿を見せつけるようになってしまったのです」近くのアパートに引っ越してくる10年前に一度会っただけの女の顔とはいえ、夫の不倫相手の女である。妻も感づき、「あの女とまさか続いてないでしょうね! 飲食スペースに座っている似た女が、最近私を見てくるんだけど」と恐ろしい形相で言われたという。驚いた堀川は香織を問い詰めたが「私は知らない」とシラを切られたそうだ。堀川は、別れを決心した。「これ以上、脅されるのも迷惑だし、『清算しよう』といって別れました。それに僕は彼女の身体に惚れているので、別れられないと思っていましたが、13年も付き合っていると、僕の前で平気で裸で歩くんですよね。これでは妻と同じです。『奥ゆかしさと恥じらい』がなくなっていましたから潮時を察しました」不倫とはいえ香織も、堀川に誠実でいた時もあったと思われる。妻に知れてからの堀川の言動が余りにも「自分勝手」だったために、話がどんどんこじれていったのであろう。そして、香織の復讐はこの程度では終わらなかった。堀川が暮らすマンションから徒歩10分ほどで行けるアパートに引っ越して、これまで以上に妻が使うスーパーに通うようになったという。 結果、堀川は別れた後も「またあの女がいるんだけど!」と妻に責め立てられるようになる。そして、堀川が半分出す予定である夫婦のクリニック開業資金が本当にあるのか不審に思われ、「あなたの通帳を見せて」と追い込まれることになった。「手切れ金を頂けますか?」「通帳なんてみせられなかった。クリニックの開業資金として貯めるべきお金はすべて香織に使っていましたから。それで『今は見せられない』と言ったら妻がブチ切れて、家を追い出されました。それで頼る場所もないので、別れた香織に連絡したら『いいよ』と言ってくれて、助かったのですが、今度は妻の雇った探偵にその写真が撮られてしまい、離婚を言い渡されました」そして香織は、堀川の家庭崩壊を見届けて復讐を完結させた。参ってしまった堀川に「じゃあ今度こそ別れましょう。でも最後に手切れ金を頂けますか?」と、敬語を使って慰謝料200万円を請求されたそうだ。「彼女の言葉を聞いて、初めて冷静になれました。長い年月を愚かなことに費やしてしまった自分が情けなくて仕方がない。妻に対しても、1度は許してくれたから、今度も許してくれるだろうという甘い考えがあったのかも知れません」堀川は、女に200万円の手切れ金を渡したあと、残りの貯金で賃貸マンションへと引っ越した。妻への慰謝料は500万円。妻と暮らした低層階高級マンションのローンも、堀川が払っていく事で離婚に合意したそうだ。 不倫に身を投じれば、必ずだれかを傷つける。配偶者、子供、不倫相手など、発覚した時に、誰も傷つけない不倫など存在しない。堀川は、すべてを失う覚悟もなく、誰かを傷つけているという自覚もなく、13年間、肉欲に溺れ続けて、妻と愛人を傷つけ続けた。「妻の体型が崩れたから不倫に走った」と言ったが、堀川自身も腹は出ている。もはや自業自得以外の言葉が思いつかない。人を傷つければ必ず何かを失う事を忘れてはならない。お気を付けて……。
恋愛セラピストの麻未知花氏はこれまで1万人以上から、恋愛相談や不倫の聞き取り取材を行ってきた。彼女に身の上を打ち明けた男女は、財界人、芸能人、プロスポーツ選手まで多岐にわたる。
家庭を持つ者なら、仕事とプライベートを分けて付き合うべきだが、現実はそうではない。「職場不倫」はよくある不倫パターンだ。麻未氏いわく、「なかでも医療現場における不倫は枚挙にいとまがない」という。
今回、麻未氏がリポートするのは、読者にとって「他山の石」となるようなケースだ。前編に引き続き、不倫によって妻を傷つけ、交際相手も傷つけた、ある男性医師の末路をご紹介する。
※画像はイメージです photo by gettyimages
勤務医・堀川孝司(仮名・52歳)は、同じ科で働く看護師・香織(仮名・39歳)とW不倫の関係になった。3年後、夫の不貞に気づいた妻が病院に乗り込んできた。
「妻の『堀川を出せーっ!』という声は、私のいた診察室にも聞こえてきました。かなり焦りましたよ。聴診器なしでも自分の心臓の音が聞こえてきましたからね。機転を利かせた警備員と事務員の女性が妻をなだめてくれて、カンファレンスルームに誘導してくれたので、助かりました。ただ副病院長に汚物をみるような目で『君が悪いから、しっかり説明してきなさい』と言われたのはきつかった」
そこで堀川は、香織、妻の3人で話し合う事となったという。妻が叫び、香織が泣き出し、堀川がアタフタする中、話し合いは決着。堀川は香織と2度と会わない、お互い違う病院に勤務する、という2つの約束を誓約書つきで交わす事で、病院での修羅場は回避されたそうだ。そして、その週末に第2ラウンドが始まる。妻の両親を交えた4者での話し合いである。約束を守らなかった「妻の両親が自宅にきまして、離婚するか、2つの約束を守るかと迫られました。妻は僕にまだ愛情があるということで、後者の選択となったのですが…」歯切れが悪いのは、堀川が約束を守らなかったからだ。妻と妻の両親には「二度と合わない」と約束したものの、香織はこの一件で夫と離婚した事を知り、負い目を感じたという。そして堀川は、彼女の引っ越し代金や生活費を工面しながら、またずるずると身体の関係を結んだのである。「香織にはよく『アナタのせいで離婚をした、子供とも会えていない』と責め立てられました。一方で、『アナタに離婚して欲しい。離婚して私と一緒になって欲しい』と言われ続けました。僕は罪悪感から彼女に生活費を支援することにしました。でも妻にも情はあります。だから『ずるいけど、この形を続けたい』と香織を説得し続けました」そんな状態で10年である。堀川は妻を裏切り、香織の身体を貪り続けたわけだ。不倫の常套句、「妻と別れて(いつか)結婚するから」と言わなかっただけマシではあるが、不誠実さの度合いは五十歩百歩である。 そして香織は「悪女」となった。1年前の出来事である。「僕が煮え切らないからキレたんでしょうね。とうとう彼女に『この関係を奥様が知ったら、どうするでしょうね』と脅されるようになってしまいました。これまでも口止め料として、生活費の他に、車や中古のマンションまで買ってあげましたが、全然ダメでした。香織は、その頃から妻が行くスーパーに出向き、わざと自分の姿を見せつけるようになってしまったのです」近くのアパートに引っ越してくる10年前に一度会っただけの女の顔とはいえ、夫の不倫相手の女である。妻も感づき、「あの女とまさか続いてないでしょうね! 飲食スペースに座っている似た女が、最近私を見てくるんだけど」と恐ろしい形相で言われたという。驚いた堀川は香織を問い詰めたが「私は知らない」とシラを切られたそうだ。堀川は、別れを決心した。「これ以上、脅されるのも迷惑だし、『清算しよう』といって別れました。それに僕は彼女の身体に惚れているので、別れられないと思っていましたが、13年も付き合っていると、僕の前で平気で裸で歩くんですよね。これでは妻と同じです。『奥ゆかしさと恥じらい』がなくなっていましたから潮時を察しました」不倫とはいえ香織も、堀川に誠実でいた時もあったと思われる。妻に知れてからの堀川の言動が余りにも「自分勝手」だったために、話がどんどんこじれていったのであろう。そして、香織の復讐はこの程度では終わらなかった。堀川が暮らすマンションから徒歩10分ほどで行けるアパートに引っ越して、これまで以上に妻が使うスーパーに通うようになったという。 結果、堀川は別れた後も「またあの女がいるんだけど!」と妻に責め立てられるようになる。そして、堀川が半分出す予定である夫婦のクリニック開業資金が本当にあるのか不審に思われ、「あなたの通帳を見せて」と追い込まれることになった。「手切れ金を頂けますか?」「通帳なんてみせられなかった。クリニックの開業資金として貯めるべきお金はすべて香織に使っていましたから。それで『今は見せられない』と言ったら妻がブチ切れて、家を追い出されました。それで頼る場所もないので、別れた香織に連絡したら『いいよ』と言ってくれて、助かったのですが、今度は妻の雇った探偵にその写真が撮られてしまい、離婚を言い渡されました」そして香織は、堀川の家庭崩壊を見届けて復讐を完結させた。参ってしまった堀川に「じゃあ今度こそ別れましょう。でも最後に手切れ金を頂けますか?」と、敬語を使って慰謝料200万円を請求されたそうだ。「彼女の言葉を聞いて、初めて冷静になれました。長い年月を愚かなことに費やしてしまった自分が情けなくて仕方がない。妻に対しても、1度は許してくれたから、今度も許してくれるだろうという甘い考えがあったのかも知れません」堀川は、女に200万円の手切れ金を渡したあと、残りの貯金で賃貸マンションへと引っ越した。妻への慰謝料は500万円。妻と暮らした低層階高級マンションのローンも、堀川が払っていく事で離婚に合意したそうだ。 不倫に身を投じれば、必ずだれかを傷つける。配偶者、子供、不倫相手など、発覚した時に、誰も傷つけない不倫など存在しない。堀川は、すべてを失う覚悟もなく、誰かを傷つけているという自覚もなく、13年間、肉欲に溺れ続けて、妻と愛人を傷つけ続けた。「妻の体型が崩れたから不倫に走った」と言ったが、堀川自身も腹は出ている。もはや自業自得以外の言葉が思いつかない。人を傷つければ必ず何かを失う事を忘れてはならない。お気を付けて……。
そこで堀川は、香織、妻の3人で話し合う事となったという。妻が叫び、香織が泣き出し、堀川がアタフタする中、話し合いは決着。堀川は香織と2度と会わない、お互い違う病院に勤務する、という2つの約束を誓約書つきで交わす事で、病院での修羅場は回避されたそうだ。そして、その週末に第2ラウンドが始まる。妻の両親を交えた4者での話し合いである。
「妻の両親が自宅にきまして、離婚するか、2つの約束を守るかと迫られました。妻は僕にまだ愛情があるということで、後者の選択となったのですが…」
「香織にはよく『アナタのせいで離婚をした、子供とも会えていない』と責め立てられました。一方で、『アナタに離婚して欲しい。離婚して私と一緒になって欲しい』と言われ続けました。僕は罪悪感から彼女に生活費を支援することにしました。でも妻にも情はあります。だから『ずるいけど、この形を続けたい』と香織を説得し続けました」
そんな状態で10年である。堀川は妻を裏切り、香織の身体を貪り続けたわけだ。不倫の常套句、「妻と別れて(いつか)結婚するから」と言わなかっただけマシではあるが、不誠実さの度合いは五十歩百歩である。
そして香織は「悪女」となった。1年前の出来事である。「僕が煮え切らないからキレたんでしょうね。とうとう彼女に『この関係を奥様が知ったら、どうするでしょうね』と脅されるようになってしまいました。これまでも口止め料として、生活費の他に、車や中古のマンションまで買ってあげましたが、全然ダメでした。香織は、その頃から妻が行くスーパーに出向き、わざと自分の姿を見せつけるようになってしまったのです」近くのアパートに引っ越してくる10年前に一度会っただけの女の顔とはいえ、夫の不倫相手の女である。妻も感づき、「あの女とまさか続いてないでしょうね! 飲食スペースに座っている似た女が、最近私を見てくるんだけど」と恐ろしい形相で言われたという。驚いた堀川は香織を問い詰めたが「私は知らない」とシラを切られたそうだ。堀川は、別れを決心した。「これ以上、脅されるのも迷惑だし、『清算しよう』といって別れました。それに僕は彼女の身体に惚れているので、別れられないと思っていましたが、13年も付き合っていると、僕の前で平気で裸で歩くんですよね。これでは妻と同じです。『奥ゆかしさと恥じらい』がなくなっていましたから潮時を察しました」不倫とはいえ香織も、堀川に誠実でいた時もあったと思われる。妻に知れてからの堀川の言動が余りにも「自分勝手」だったために、話がどんどんこじれていったのであろう。そして、香織の復讐はこの程度では終わらなかった。堀川が暮らすマンションから徒歩10分ほどで行けるアパートに引っ越して、これまで以上に妻が使うスーパーに通うようになったという。 結果、堀川は別れた後も「またあの女がいるんだけど!」と妻に責め立てられるようになる。そして、堀川が半分出す予定である夫婦のクリニック開業資金が本当にあるのか不審に思われ、「あなたの通帳を見せて」と追い込まれることになった。「手切れ金を頂けますか?」「通帳なんてみせられなかった。クリニックの開業資金として貯めるべきお金はすべて香織に使っていましたから。それで『今は見せられない』と言ったら妻がブチ切れて、家を追い出されました。それで頼る場所もないので、別れた香織に連絡したら『いいよ』と言ってくれて、助かったのですが、今度は妻の雇った探偵にその写真が撮られてしまい、離婚を言い渡されました」そして香織は、堀川の家庭崩壊を見届けて復讐を完結させた。参ってしまった堀川に「じゃあ今度こそ別れましょう。でも最後に手切れ金を頂けますか?」と、敬語を使って慰謝料200万円を請求されたそうだ。「彼女の言葉を聞いて、初めて冷静になれました。長い年月を愚かなことに費やしてしまった自分が情けなくて仕方がない。妻に対しても、1度は許してくれたから、今度も許してくれるだろうという甘い考えがあったのかも知れません」堀川は、女に200万円の手切れ金を渡したあと、残りの貯金で賃貸マンションへと引っ越した。妻への慰謝料は500万円。妻と暮らした低層階高級マンションのローンも、堀川が払っていく事で離婚に合意したそうだ。 不倫に身を投じれば、必ずだれかを傷つける。配偶者、子供、不倫相手など、発覚した時に、誰も傷つけない不倫など存在しない。堀川は、すべてを失う覚悟もなく、誰かを傷つけているという自覚もなく、13年間、肉欲に溺れ続けて、妻と愛人を傷つけ続けた。「妻の体型が崩れたから不倫に走った」と言ったが、堀川自身も腹は出ている。もはや自業自得以外の言葉が思いつかない。人を傷つければ必ず何かを失う事を忘れてはならない。お気を付けて……。
そして香織は「悪女」となった。1年前の出来事である。
「僕が煮え切らないからキレたんでしょうね。とうとう彼女に『この関係を奥様が知ったら、どうするでしょうね』と脅されるようになってしまいました。これまでも口止め料として、生活費の他に、車や中古のマンションまで買ってあげましたが、全然ダメでした。香織は、その頃から妻が行くスーパーに出向き、わざと自分の姿を見せつけるようになってしまったのです」
10年前に一度会っただけの女の顔とはいえ、夫の不倫相手の女である。妻も感づき、「あの女とまさか続いてないでしょうね! 飲食スペースに座っている似た女が、最近私を見てくるんだけど」と恐ろしい形相で言われたという。驚いた堀川は香織を問い詰めたが「私は知らない」とシラを切られたそうだ。堀川は、別れを決心した。
「これ以上、脅されるのも迷惑だし、『清算しよう』といって別れました。それに僕は彼女の身体に惚れているので、別れられないと思っていましたが、13年も付き合っていると、僕の前で平気で裸で歩くんですよね。これでは妻と同じです。『奥ゆかしさと恥じらい』がなくなっていましたから潮時を察しました」
不倫とはいえ香織も、堀川に誠実でいた時もあったと思われる。妻に知れてからの堀川の言動が余りにも「自分勝手」だったために、話がどんどんこじれていったのであろう。
そして、香織の復讐はこの程度では終わらなかった。堀川が暮らすマンションから徒歩10分ほどで行けるアパートに引っ越して、これまで以上に妻が使うスーパーに通うようになったという。
結果、堀川は別れた後も「またあの女がいるんだけど!」と妻に責め立てられるようになる。そして、堀川が半分出す予定である夫婦のクリニック開業資金が本当にあるのか不審に思われ、「あなたの通帳を見せて」と追い込まれることになった。「手切れ金を頂けますか?」「通帳なんてみせられなかった。クリニックの開業資金として貯めるべきお金はすべて香織に使っていましたから。それで『今は見せられない』と言ったら妻がブチ切れて、家を追い出されました。それで頼る場所もないので、別れた香織に連絡したら『いいよ』と言ってくれて、助かったのですが、今度は妻の雇った探偵にその写真が撮られてしまい、離婚を言い渡されました」そして香織は、堀川の家庭崩壊を見届けて復讐を完結させた。参ってしまった堀川に「じゃあ今度こそ別れましょう。でも最後に手切れ金を頂けますか?」と、敬語を使って慰謝料200万円を請求されたそうだ。「彼女の言葉を聞いて、初めて冷静になれました。長い年月を愚かなことに費やしてしまった自分が情けなくて仕方がない。妻に対しても、1度は許してくれたから、今度も許してくれるだろうという甘い考えがあったのかも知れません」堀川は、女に200万円の手切れ金を渡したあと、残りの貯金で賃貸マンションへと引っ越した。妻への慰謝料は500万円。妻と暮らした低層階高級マンションのローンも、堀川が払っていく事で離婚に合意したそうだ。 不倫に身を投じれば、必ずだれかを傷つける。配偶者、子供、不倫相手など、発覚した時に、誰も傷つけない不倫など存在しない。堀川は、すべてを失う覚悟もなく、誰かを傷つけているという自覚もなく、13年間、肉欲に溺れ続けて、妻と愛人を傷つけ続けた。「妻の体型が崩れたから不倫に走った」と言ったが、堀川自身も腹は出ている。もはや自業自得以外の言葉が思いつかない。人を傷つければ必ず何かを失う事を忘れてはならない。お気を付けて……。
結果、堀川は別れた後も「またあの女がいるんだけど!」と妻に責め立てられるようになる。そして、堀川が半分出す予定である夫婦のクリニック開業資金が本当にあるのか不審に思われ、「あなたの通帳を見せて」と追い込まれることになった。
「通帳なんてみせられなかった。クリニックの開業資金として貯めるべきお金はすべて香織に使っていましたから。それで『今は見せられない』と言ったら妻がブチ切れて、家を追い出されました。それで頼る場所もないので、別れた香織に連絡したら『いいよ』と言ってくれて、助かったのですが、今度は妻の雇った探偵にその写真が撮られてしまい、離婚を言い渡されました」
そして香織は、堀川の家庭崩壊を見届けて復讐を完結させた。参ってしまった堀川に「じゃあ今度こそ別れましょう。でも最後に手切れ金を頂けますか?」と、敬語を使って慰謝料200万円を請求されたそうだ。
「彼女の言葉を聞いて、初めて冷静になれました。長い年月を愚かなことに費やしてしまった自分が情けなくて仕方がない。妻に対しても、1度は許してくれたから、今度も許してくれるだろうという甘い考えがあったのかも知れません」
堀川は、女に200万円の手切れ金を渡したあと、残りの貯金で賃貸マンションへと引っ越した。妻への慰謝料は500万円。妻と暮らした低層階高級マンションのローンも、堀川が払っていく事で離婚に合意したそうだ。
不倫に身を投じれば、必ずだれかを傷つける。配偶者、子供、不倫相手など、発覚した時に、誰も傷つけない不倫など存在しない。堀川は、すべてを失う覚悟もなく、誰かを傷つけているという自覚もなく、13年間、肉欲に溺れ続けて、妻と愛人を傷つけ続けた。「妻の体型が崩れたから不倫に走った」と言ったが、堀川自身も腹は出ている。もはや自業自得以外の言葉が思いつかない。人を傷つければ必ず何かを失う事を忘れてはならない。お気を付けて……。
不倫に身を投じれば、必ずだれかを傷つける。配偶者、子供、不倫相手など、発覚した時に、誰も傷つけない不倫など存在しない。
堀川は、すべてを失う覚悟もなく、誰かを傷つけているという自覚もなく、13年間、肉欲に溺れ続けて、妻と愛人を傷つけ続けた。「妻の体型が崩れたから不倫に走った」と言ったが、堀川自身も腹は出ている。もはや自業自得以外の言葉が思いつかない。
人を傷つければ必ず何かを失う事を忘れてはならない。お気を付けて……。

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