群馬・神流町で水道水原因の食中毒 住民からカンピロバクター検出 農業用水が混入か

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今月、群馬県神流町で住民14人が下痢や腹痛などの食中毒の症状を訴え、県は水道水が原因の食中毒と断定しました。住民の便からはカンピロバクターが検出されたということです。群馬県や神流町によりますと今月11日以降、神流町相原地区の住民14人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えました。町が相原地区の25世帯44人に水道水を供給している配水池の水を調べたところ水道法の水質基準を超えていたことがわかり、また保健所の調査で複数の住民の便からカンピロバクターが検出されたということです。

14人は全員快方に向かっていますが、群馬県は水道水が原因の食中毒と断定し、町に水道法に基づく改善指示を出しました。町によりますと水道水用の配水池に農業用水用の水が混入したとみられていて、現在も飲み水として使用できないため、相原地区の住民にはペットボトルの水を配布しているということです。カンピロバクターは、ニワトリやウシなどの家畜、ペット、野生動物などの消化管内に生息していて、加熱が不十分な食肉や、汚染された飲料水等を飲食することで人に感染します。
今月、群馬県神流町で住民14人が下痢や腹痛などの食中毒の症状を訴え、県は水道水が原因の食中毒と断定しました。住民の便からはカンピロバクターが検出されたということです。
群馬県や神流町によりますと今月11日以降、神流町相原地区の住民14人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えました。町が相原地区の25世帯44人に水道水を供給している配水池の水を調べたところ水道法の水質基準を超えていたことがわかり、また保健所の調査で複数の住民の便からカンピロバクターが検出されたということです。
14人は全員快方に向かっていますが、群馬県は水道水が原因の食中毒と断定し、町に水道法に基づく改善指示を出しました。町によりますと水道水用の配水池に農業用水用の水が混入したとみられていて、現在も飲み水として使用できないため、相原地区の住民にはペットボトルの水を配布しているということです。

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