犁玉症堽儉疂心篝樹議員は国民民主離党へ 広瀬めぐみ氏、宮崎謙介氏…不倫対応で「差」

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不倫報道でスピード謝罪した国民民主党の平岩征樹衆院議員は党員資格停止処分が出た後、離党の道を選んだ。国会議員や党側の不倫対応は状況次第で千差万別だ。
平岩氏は今月22日に「過去に自らの氏名や既婚者であることを秘して、特定の女性と交際していた」とSNSで突然謝罪した。前日に週刊現代の取材を受けて、すぐさま過去の不倫を公にしたもので、党側は23日に両院議員総会を開き、平岩氏の無期限党員資格停止を決定した。
週刊現代によれば、平岩氏は関西国際空港の運営会社幹部「橋本正樹」を名乗って、婚活サイトで知り合った女性に接触。既婚ながらも独身だと押し通していたが、飲食代を払わないなどケチな一面があり、身元がバレたという。
不倫が報じられた際の党側の処分や当事者の身の処し方はさまざまだ。自民党の広瀬めぐみ参院議員は昨年、外国人男性との赤ベンツ不倫が週刊誌で報じられ、ホテルを出入りする写真付きで逃げ場がなく、謝罪。参院幹事長からの厳重注意のみで済んでいたが、時の人となったことで注目を浴び、別件の秘書給与詐取疑惑が事件化。離党、議員辞職し、有罪判決となった。
タイミングが良かったのは、立憲民主党の矢崎堅太郎衆院議員だ。昨年、初当選直後に週刊誌でダブル不倫が報じられたが、同時期に起きた国民民主党の玉木雄一郎代表の元グラドルとの不倫騒動で、ほとんど話題にならずに済んだこともあり、幹事長の口頭注意で逃げ切った。
一方、国会議員の身分を失ったもののバネにしたケースもある。2016年に自民党の宮崎謙介衆院議員は金子恵美衆院議員(ともに当時)が妊娠中でのゲス不倫で議員辞職。憲政史上初の不倫を理由とした辞職といわれた。
自民党の宮沢博行衆院議員(当時)は昨年、パパ活不倫が報じられ、「記憶にございます」と認め、議員辞職した。その潔さからか今ではともに政治評論家として地上波テレビにも出演し、結果的に知名度を高めたともいえる。
今回、平岩氏の件で、党は「不倫の中身」を問題視し、無期限の党員資格停止処分が下された。役職停止3か月だった玉木氏と比べて、重い処分に同情する声もあったが、本人は28日に「これ以上党にご迷惑をお掛けするわけにはいかないと考え、党人としての責任の取り方を真摯に考えた末、離党する決断に至りました」と反省の姿勢を態度で示した。
もっとも終盤国会や参院選で悪影響を与えないために早々の幕引きは双方にとって、最善の判断だったともいえる。平岩氏が辞職するような場合、比例名簿に待機候補者がいないために同党はみすみす1議席を失うことになる。離党ならば無所属でも党と共同歩調をとることができ、時機が来れば牴玄廊瓩派党の道も出てきそうだ。

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