獣医「19歳なのに目がキラキラ、病気かも?」→「ただ可愛いだけでした」診断に爆笑「病名は『可愛いだけ』w」

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今話題のタグ「#ドクターに言われた衝撃的な言葉」をつけてTwitterに投稿された、漫画家の黒百合姫(@lis_noir)さんのつぶやきが話題です。
【動画】お手ができる猫さんも!…お利口さんな様子を見る「『19歳でこんなに目がキラキラなんて、甲状腺の病気かもしれませんね、検査してみましょう』検査後『何の異常もありませんでした。ただ可愛いだけでしたね』」そんなツイートと共にTwitterに投稿されたのは、19歳の高齢とは思えないほど瞳がキラキラ輝く、茶白のもと保護猫ちゃんの可愛い写真! 約28万のいいねがついた今回のツイートについて、黒百合姫さんにお話を聞きました。

衝撃の病名「可愛いだけ」「医者:落ち着いて聞いてください、『可愛いだけ』です…」「人間だったら90代だけど見た目は20代みたいな感じなのかな?」「可愛いって罪ですね。可愛いだけなのに」「ただ可愛いだけ、と思わせる様に脳の機能を低下させる能力があるんですよね」「最後はネコを服用し始めることに」こんな楽しいリプライも殺到した、まさかの「ただ可愛いだけ」という病名(?)が判明した、もと保護猫ちゃんについて、少女漫画/少年漫画、書籍挿絵などを手がける漫画家、黒百合姫さんにお話を詳しく伺いました。『ただ可愛いだけ』が我が家の流行語にーーこの時、動物病院には検診でいらっしゃったのですか? 「そもそも老齢猫だったので体調に不安があったため、心配で健康診断に連れて行ったんです。それで、念のために検査をしましょうという話になって。結局、検査では異常はなく、ただの夏バテだったようでした」ーー19歳の茶白の猫ちゃんはどんな子だったのですか?「19歳猫は、千代(ちよ)ちゃんといいます。2000年の8月、同じ模様のオスと一緒に、汚れた子猫2匹がマンションの植え込みに隠れていました。飛び出して車に轢かれそうになっていたため、用事を終えてもまだ保護されていなかったら家に連れて帰ろうと、家族で話し合った結果、2匹共うちの子になりました」ーー千代ちゃんの「ただ可愛いだけ」という診断結果をお聞きになった時のお気持ちは…?「ただただ大ウケでしたね。何も病気じゃなくて良かったです。しばらく『ただ可愛いだけ』が我が家の流行語になりました」20年後の同じ日に保護した「オスの三毛猫」「ただ可愛いだけ」という診断をしてもらった後、しばらくして千代ちゃんは穏やかに旅立ったそうです。「享年19歳の猫になってしまっているのですが、思い出をこんな風に話題にしてもらって、再び猫が帰ってきてくれたようで嬉しく思います」(黒百合姫さん)。千代ちゃんが旅立った半年後、黒百合姫さんは奇遇にも、千代ちゃん兄妹を拾った同じ日に、瀕死状態だったオスの三毛猫を保護。実はほとんどの三毛猫はメスであり、オスの三毛猫が生まれる確率は3万分の1と言われるほど希少なのだそうです。「三毛なのでメスだと思ったのですが、足元に赤い毛があるオス三毛でした。茶白の千代はメスですが、茶白のメスも微妙に珍しいそうなので、二代続けて希少な子を保護したことになりますね(笑)。出会ったのが三日月が綺麗な夜だったこと、尻尾がすんなりして綺麗だったことから、三日月宗近から名前をいただき、『ちかちゃん』と名付けました」(黒百合姫さん)しかし、ちかちゃんはケガをしており、上手く排尿できなかったそうです。「どうやら自分で下半身を噛んでいたようで、慌てて動物病院で手術をしてもらいました。手術後も噛み続けていたのですが、去勢手術をして落ち着きました。三毛の皮を纏って生まれてきたためか、心が女の子だったからなのかな……と身内で話しています」(黒百合姫さん)「可愛いだけ」じゃなく「招き猫」でした「ただ可愛いだけ」と診断された千代ちゃんの生まれ変わりのように現れた、ちかちゃん。ちかちゃんは頭の良い子で記憶力がよく、千代ちゃんとマルくんができなかった「お手」ができるそうです。今回の千代ちゃんの思い出ツイートによって、SNSがない時代に応援してくれていたファンの方ともつながることが出来たという、黒百合姫さん。19歳になってもずっと「可愛い」ままだった愛猫は、大切なご縁やちかちゃんという新しい家族を引き寄せてくれた「招き猫」でもあったようです。(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)
「『19歳でこんなに目がキラキラなんて、甲状腺の病気かもしれませんね、検査してみましょう』検査後『何の異常もありませんでした。ただ可愛いだけでしたね』」
そんなツイートと共にTwitterに投稿されたのは、19歳の高齢とは思えないほど瞳がキラキラ輝く、茶白のもと保護猫ちゃんの可愛い写真! 約28万のいいねがついた今回のツイートについて、黒百合姫さんにお話を聞きました。
「医者:落ち着いて聞いてください、『可愛いだけ』です…」「人間だったら90代だけど見た目は20代みたいな感じなのかな?」「可愛いって罪ですね。可愛いだけなのに」「ただ可愛いだけ、と思わせる様に脳の機能を低下させる能力があるんですよね」「最後はネコを服用し始めることに」
こんな楽しいリプライも殺到した、まさかの「ただ可愛いだけ」という病名(?)が判明した、もと保護猫ちゃんについて、少女漫画/少年漫画、書籍挿絵などを手がける漫画家、黒百合姫さんにお話を詳しく伺いました。
ーーこの時、動物病院には検診でいらっしゃったのですか?
「そもそも老齢猫だったので体調に不安があったため、心配で健康診断に連れて行ったんです。それで、念のために検査をしましょうという話になって。結局、検査では異常はなく、ただの夏バテだったようでした」
ーー19歳の茶白の猫ちゃんはどんな子だったのですか?
「19歳猫は、千代(ちよ)ちゃんといいます。2000年の8月、同じ模様のオスと一緒に、汚れた子猫2匹がマンションの植え込みに隠れていました。飛び出して車に轢かれそうになっていたため、用事を終えてもまだ保護されていなかったら家に連れて帰ろうと、家族で話し合った結果、2匹共うちの子になりました」
ーー千代ちゃんの「ただ可愛いだけ」という診断結果をお聞きになった時のお気持ちは…?
「ただただ大ウケでしたね。何も病気じゃなくて良かったです。しばらく『ただ可愛いだけ』が我が家の流行語になりました」
「ただ可愛いだけ」という診断をしてもらった後、しばらくして千代ちゃんは穏やかに旅立ったそうです。
「享年19歳の猫になってしまっているのですが、思い出をこんな風に話題にしてもらって、再び猫が帰ってきてくれたようで嬉しく思います」(黒百合姫さん)。
千代ちゃんが旅立った半年後、黒百合姫さんは奇遇にも、千代ちゃん兄妹を拾った同じ日に、瀕死状態だったオスの三毛猫を保護。実はほとんどの三毛猫はメスであり、オスの三毛猫が生まれる確率は3万分の1と言われるほど希少なのだそうです。
「三毛なのでメスだと思ったのですが、足元に赤い毛があるオス三毛でした。茶白の千代はメスですが、茶白のメスも微妙に珍しいそうなので、二代続けて希少な子を保護したことになりますね(笑)。出会ったのが三日月が綺麗な夜だったこと、尻尾がすんなりして綺麗だったことから、三日月宗近から名前をいただき、『ちかちゃん』と名付けました」(黒百合姫さん)
しかし、ちかちゃんはケガをしており、上手く排尿できなかったそうです。
「どうやら自分で下半身を噛んでいたようで、慌てて動物病院で手術をしてもらいました。手術後も噛み続けていたのですが、去勢手術をして落ち着きました。三毛の皮を纏って生まれてきたためか、心が女の子だったからなのかな……と身内で話しています」(黒百合姫さん)
「ただ可愛いだけ」と診断された千代ちゃんの生まれ変わりのように現れた、ちかちゃん。ちかちゃんは頭の良い子で記憶力がよく、千代ちゃんとマルくんができなかった「お手」ができるそうです。
今回の千代ちゃんの思い出ツイートによって、SNSがない時代に応援してくれていたファンの方ともつながることが出来たという、黒百合姫さん。19歳になってもずっと「可愛い」ままだった愛猫は、大切なご縁やちかちゃんという新しい家族を引き寄せてくれた「招き猫」でもあったようです。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)

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