一時絶滅しかけたライチョウ、「絶滅危惧」の分類引き下げへ…中央アルプスで生息数増加

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環境省は6日、国特別天然記念物のニホンライチョウについて、近い将来に絶滅する危険性が高い「絶滅危惧IB類」としている同省レッドリストの分類を、早ければ2029年度にも引き下げる方針を明らかにした。
同日に開かれた「ライチョウ保護増殖検討会」で示した。一時絶滅したとされた中央アルプス(長野県)での生息数が同省の取り組みで順調に増加しているためで、同省は危険度が1段階低い「絶滅危惧2類」への引き下げを検討している。
ライチョウは本州中部の高山帯のみに生息する。

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