“乱交界のマザームーン”と呼ばれ…6億5000万円売り上げた主催者の悪評「男女比は10:1」「梅毒が蔓延」

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逮捕された小山麻代容疑者(写真大)。画像は彼女のSNSより
「逮捕されて安心しました。“乱交パーティ界”でも、彼女らはかなり悪質でしたから」
そう話すのは、都内の風俗店経営者だ。警視庁は8日、売春の場所を提供したとして売春防止法違反容疑で、小山麻代容疑者(42)、沢村雅也容疑者(32)ら5人を逮捕した。
彼女らが乱交パーティを主催するようになったのは、今から10年前。彼女らとは別の主催者が明かす。
「小山容疑者は長野でクラブを経営していて、儲けたカネで一戸建てを建てるほどのやり手だったそうです。その後、上京した彼女は沢村容疑者と都内で出会い、乱交パーティを主催しはじめたんです」
警視庁によると、小山容疑者らは10年間で、約6億5000万円を売り上げていたという。
「彼女らは都内を中心に2~3日に1回のペースでパーティを開いていました。参加者は毎回30~40人。参加費は男が3万~5万円で、ほかのパーティの倍程度と法外な値段でした。元AV女優がパーティに参加すると謳い、それを目玉に男性客を集めていました。その売り上げをすべて管理していたのが、小山容疑者だったのです」(同)
その金満体質と剛腕ぶりで“乱交界のゴッドマザー”と言われていたが、最近は揶揄をこめて「マザームーン」と呼ばれることも。だが、前出の風俗店経営者が「悪質だ」というのは、高額な参加費だけではない。
「男女比は通常10対1ほど。ツインルームを3部屋借りただけのときもあり、まるで満員電車のような混雑具合でした。しかも男性は避妊具をつけないことが多く、梅毒が蔓延して、ほかのグループにも感染が拡大しました。さらに、ほかの乱交パーティで囲っている女性を引き抜こうとするなど、妨害行為も頻繁で、同業者からも恨みを買っていました」(同)
「乱交界のマザームーン」、輝きを失なった月は、闇夜に沈むのみ――。

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