埼玉県行田市でコーヒーチェーン「スターバックス」の出店計画を巡って、市民から賛否の声が上がり、双方が署名や要望書を提出する異例の展開となっています。
埼玉県北部に位置する行田市。市民の憩いの場である水城公園に、市内初の「スターバックス」が出店する計画が進められていました。
市は去年10月、出店の基本協定を締結し、今年12月に開店する予定でした。
しかし、20日、市はホームページに、次のような文章を掲載しました。
スターバックスの建設予定地は水城公園の駐車場です。公園内の公民館を利用する市民の一部が、駐車スペースが減るとして、スターバックスに対し、建設計画を見直すよう要望書を提出したのです。
市側は、新たに駐車場を設置することにしましたが…。
男性はスターバックスの出店そのものは歓迎しているということですが、公園以外の場所に出店してほしいと訴えています。
一方、出店に賛成する市民団体にも動きがありました。
行田市で進められていたスターバックスの出店計画。公園の駐車場に出店が計画されていることから、一部の市民から見直しを求める要望書が提出され、実現の見通しが立たなくなっています。
出店を求める市民団体は19日に市役所を訪れ、スターバックス宛ての署名およそ2000人分を行田市長に提出しました。
市民から賛否の声が上がるなか、行田市長は次のように述べました。
(「グッド!モーニング」2025年2月24日放送分より)