田崎史郎氏 金子恵美氏へ猛反論 自公維の授業料無償化に、金子氏批判「予算成立のための合意」に、田崎氏「予算優先、あったり前!」とピシャリ

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22日放送の日本テレビ系「ウェークアップ」では、高校授業料無償化について与党の自民党、公明党と日本維新の会との間で合意したことなどから、来年度予算案を修正し早期成立する見通しとなったことを取り上げた。
元衆院議員の金子恵美氏は「高校授業料の無償化の政策自体は、親の負担も減らすことと、教育にかけることが増えるということ、選択肢が増えるのはとてもいいことだという前提で」と断ったうえで、「何か予算を成立させるための合意のためにやってるんではないかと見える理由って、この政策に関しても自民党の与党の理念、考え方が伝わってきてないってことだと思うんですね」と予算成立ありきの合意と批判した。
続けて「例えば教育にかけるんであれば、もっと実践的な分野の教育。例えば保育士さんだとか看護師さんとか育成するための学校に行く方々を無償化にするとか。建設現場に人がいないから手に職を付ける工業科とかには無償にする方が政策性があるんですけど」と説明。「急に降って湧いたように、この無償化っていうのが出て。やっぱり予算成立のための合意を先に考えた中で駆け引きしてるんじゃないかって見えたところが、私は与党としてはとても問題だと思っている。政策の理念が伝わってきてない」とバッサリ切り捨てた。
ここでタレントの山崎怜奈が「田崎さん、自民党としては予算成立したとしても、その後の国会審議を考えると、過半数の確保を維新だけに頼ると、参院選を考えてもかなり危ういですよね?」と話を変えたが、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「そりゃ、危ういです。まずね、先ほどの金子さんのお話で申し上げとくと、予算成立を最優先に考えるのは、あったり前のことですよ」と山崎を制し、金子氏に厳しく反論した。
金子氏が「それは与党としてはそうなんだけど、国民の皆さんからすると」と異を唱えたものの、田崎氏は「だから予算を成立させるために、そのための努力を重ねてるわけですね。その予算の中には、さまざまな面で、国民に行きわたるものも入っているわけですから。それを二の次にするわけには与党としてはできないと思います」と述べた。

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