トラックにはねられ男児が重体 父親の車から降りた直後に

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事故は、父親の目の前で起きた。小学1年生の男の子が、車で学校の近くまで送ってもらった直後、トラックにひかれた。
16日午前8時過ぎ、神奈川・藤沢市で「車と歩行者の事故があった」と、通報があった。
警察官が駆けつけたところ、小学校1年生の男の子がトラックにひかれて、頭から血を流して倒れていたという。
目撃した人「お父さんみたいな人が、一生懸命声をかけて、『大丈夫か、大丈夫か』と声かけを行っていた。(お子さんの反応は?)ないですね。倒れたままで、全然反応がなくて」
男の子は、すぐに病院に運ばれたが、意識不明の重体となっている。
事故は、父親が男の子を車で学校に送った直後に起きた。
後部座席の助手席側から降りた男の子は、車の前方を回って道路を横断しようとした。
そこで、後ろから来たトラックにひかれたという。
警察は、トラックを運転していた建設業の23歳の男を、過失運転傷害で現行犯逮捕した。
小学生がひかれた現場では、容疑者立ち会いのもと、実況見分が行われた。
男は、仕事の同僚を助手席に乗せて仕事に向かう途中で、車を追い越そうとしていたという。
警察には、「いきなり飛び出してきた」と話しているという。
事故の現場は、小学校から、およそ200メートル離れた住宅街。
同じ小学校に子どもを通わせている保護者は、現場について、「ここで(車を)止めて降ろされる方が割と(多い)。ここで降ろせば、もうちょっとで学校なので、1年生でも歩いていける距離。学校からも『学校の周りには車を止めないでください』って言われているので」と話した。
警察は、当時の状況などをくわしく調べている。

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