元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で2度目となる記者会見を行った。午後4時に始まった会見は10時間を超えた。
長時間記者会見の世界1位は2019年10月、ウクライナのゼレンスキー大統領が首都キエフで行った12時間といわれている。同年5月に大統領に就任後、初の大きな会見だった。
この時、ウクライナのメディアはそれまでの長時間会見の世界記録はベラルーシのルカシェンコ大統領の7時間超と報じていた。
日本では近年、2019年7月22日に吉本興業の岡本昭彦社長が所属タレントの闇営業問題や騒動について開いた5時間半(休憩10分挟む)、2023年9月7日にジャニー喜多川氏の性加害問題を巡る東山紀之新社長(当時)、藤島ジュリー景子社長らが開いた4時間12分がある。2023年12月4日に日大アメフト部の大麻に関すして林真理子理事長らが出席した会見は2時間45分だった。
今回のフジテレビの10時間超えも“世界トップレベル”の長時間会見だったといえそうだ。