名奉行「遠山の金さん」の彫り物は、桜吹雪ではなく“女の生首”だった!?『禁断の江戸史』より

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読者の皆さんのなかには、子どものころ、テレビの時代劇を親と見ていたという人がたくさんいるかもしれない。
悪代官やその代官を結託している商人たちを正義のヒーローが成敗してくれる――。

しかもドラマの金さんは、彫り物を見せて相手を観念させたあと『市中引き回しのうえ獄門』などと、判決を犯人に申し渡していますが、これも間違いです。

ちなみに、金四郎が町奉行在職中に殺人などの犯罪行為について、彼自身が主導して名裁きを演じたという記録は残っていない。

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