自民党の河野太郎前デジタル相(61)が5日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、SNSの年齢制限について持論を展開する場面があった。
先月オーストラリア議会では、16歳未満の子供がインスタグラムやTikTok、XなどのSNSを使えないようにする法案を賛成多数で可決した。国レベルでの禁止は世界発であり、またSNS各社には子供の利用を阻むための措置が義務付けられ、違反すると最大約50億円の罰金が科されるという。
この件について意見を求められた河野氏は「議論の余地はあると思いますが、日本も“ある一定年齢以下でアカウントを作っちゃいけません”っていうのはやった方がいいと思います」とコメント。
「日本ならマイナンバーカードがあるから、年齢認証をして。そこは割と簡単にできそうだと思いますね」と語っていると、出演者から「匿名ではなく、全員実名の方がいいと思いますか?」という質問が。
これに河野氏は「それは別の議論があって、マイナンバーカードで認証はするけども、匿名でやるのはアリだと思います。ただ、匿名でやると誹謗(ひぼう)中傷を極めてしやすいということはあるので“このメディアは実名でやってください”っていうのがあるのかもしれないです。匿名と実名で多少ルールに差があってもいいかなと思っています」と答えていた。