子宮頸がん検診を受けられなかった理由について描いた漫画「産婦人科で検診を断られた話」が、Instagramで800以上のいいねを集めて話題となっています。
子宮頸がん検診の無料クーポンが届き、「病気が隠れていると大変だから、念のために」と予約して病院へ向かった女性。しかし、ある理由で検診を受けられず…。読者からは、「これは困惑しますね」「私も昔、同じ経験をしたことがあります」「クーポンのどこかに注意事項を記載してほしいですよね」などの声が上がっています。
この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、イラストレーターのもちだきなこさんです。もちだきなこさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「産婦人科で検診を断られた話」を描いたきっかけを教えてください。
もちだきなこさん「結婚して妊活を考えていた時期に、『そういえばこんなことがあったな~』と、当時のことを思い出したからです」
Q.子宮頸がん検診のクーポンとは、どのようなものなのでしょうか。
もちだきなこさん「確か、20歳になった市民に送られてくる、無料の検診クーポンでした」
Q.検診を断られたとき、どう思いましたか。
もちだきなこさん「怒りなどはまったくありませんでしたが、『クーポンや資料に記載してくれていれば良かったのに~』とは思いました」
Q.「私は検診を受けられました」という意見がありましたが、病院ごとに対応が異なるのでしょうか。
もちだきなこさん「読者の皆さんいわく、病院や医師の方針ごとに対応が異なるみたいです。私自身はこのときの病院以外で受けていないので、詳しくは分かりませんが…」
Q.その後、検診は受けられましたか。
もちだきなこさん「数年後に受けて、異常なしでした。ひと安心です!」
Q.まだ子宮頸がん検診を受けたことがないという人や、これから受けようかと考えている人たちに向けて、メッセージをお願いします。
もちだきなこさん「中高生や20歳前後の人が、婦人科や産婦人科に行くことは勇気がいることだと思います。しかし、自分のため、未来のパートナーのためにも、1度検診をお勧めします。また、重い生理痛などでも病気が潜んでいることがあるので、少しでも気になることがあれば、すぐに病院に行ってほしいです」
Q.漫画「産婦人科で検診を断られた話」について、どのような意見が寄せられていますか。
もちだきなこさん「『私も同じ経験をした』『これは困惑しますよね』といった共感の声が多かったです」