埼玉県民期待の病院800床の計画、順天堂大が断念 事業費が2.6倍の2186億円に膨らむ

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こちらは順天堂大学が新しい病院の建設を計画していた場所です。

2015年に埼玉県の公募に大学側が応じる形で計画され、800床の病院が建設される予定でした。しかし…。

順天堂大学 代田浩之学長

「学内を挙げて検討したが、建設費の高騰、医療機関を取り巻く状況変化があって、実現に持っていくことは困難となった」

29日、順天堂大学の代田学長らが埼玉県庁を訪れ、大野知事に計画中止を報告したのです。

当初、834億円と見込んでいた総事業費は、およそ2.6倍の2186億円にまで膨らんだことが明らかとなりました。

埼玉県 大野元裕知事

「800床の大学病院開院への県民の期待は大きく、大変残念な中止であると申し上げた」

(「グッド!モーニング」2024年11月30日放送分より)

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