遺族「加害者の後悔が託された」池袋暴走事故・飯塚受刑者(93)死亡

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5年前、池袋で起きた乗用車の暴走事故で実刑判決を受け、刑務所に収容されていた飯塚幸三受刑者(93)が、老衰のため、亡くなりました。
妻と娘を亡くした松永拓也さん。沖縄で講演を行っていました。飯塚受刑者死亡の知らせが届いたあとも、訴えたい思いは、一貫していました。
事故が社会に与えたインパクトは大きく、この年、自主返納された免許数は、前年よりも1.5倍近く増えました。
当初、飯塚受刑者は、“車の故障”を主張していたのですが、禁錮5年の実刑判決を受け、収容される当日の朝に、初めて自らの過失を認めるコメントを出しています。
この言葉から3年、刑務所で終えた93年の生涯。
今年5月、松永さんは1度だけ、飯塚受刑者と面会し、こんなやりとりがあったことを明かしています。

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