高校入試の英語スピーキングテスト 保護者らが中止訴え

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27日に行われる都立高校入試で新たに導入される英語のスピーキングテストについて、保護者らが会見を開き、東京都教育委員会の説明不足に憤りを感じるとして中止を求めました。
受験生の保護者:「11月中旬に受験票が送られてこないと、時間とか何をするのか具体的なことは分かりません。本当にこんなので良いのでしょうかということを訴えたい」
英語のスピーキングテストは27日に行われ、2月の入学試験の得点と合算して合否が判定されます。
しかし、採点の基準が曖昧なことや試験まで1カ月を切った今もテストの開始時間が知らされていないことなどから、保護者は「都の教育委員会から丁寧な説明はない」と訴え、スピーキングテストの導入見直しを求めました。
現場の教師からも戸惑いの声が上がっています。
中学校英語教師:「(子どもたちは)他のことでもとても忙しいので、そこにさらにスピーキングとなると非常に過重負担というか。もう今年度はコロナで声を出せなかった子どもたちということも考えて踏みとどまって頂きたい」

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