猶予判決「納得できない」=園児死亡、母親ら会見―福岡

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福岡県中間市の保育園に通っていた倉掛冬生ちゃん=当時(5)=が送迎バスに放置され熱中症で死亡した事件で、遺族は8日、元園長(45)と保育士(59)を有罪とした福岡地裁判決を受け記者会見した。
冬生ちゃんの母親(39)は執行猶予付き判決に「納得できない。軽い判決で悔しい」と訴えた。
会見に同席した祖父(69)は、元園長が公判中、(法廷内の)遺族に目を向けることがなかったなどとして態度を疑問視。母親も「反省の色が見えなかった」と語気を強めた。
9月には静岡県牧之原市の認定こども園で、園児が死亡する同様の事件が起きた。政府は送迎バスの安全対策を進めているが、母親は「もう少し早く安全装置を設置してほしかった」と話した。

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