佳子さま米子市訪問 寄木細工のアクセサリーが反響 注文が10倍に!?制作者「本当に幸運が重なった」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

21日、多くの人が出迎える中、鳥取県の空港に降り立たれた、秋篠宮家の次女佳子さま。
毎年米子市で開催されている「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に出席するため訪問されました。
この日の装いは、秋を感じさせるライトベージュのセットアップ。そして今回、特に注目されたのが、木で作られたイヤリングとバレッタ(髪留め)です。
落ち着いた色合いとデザインが反響を呼び、SNSでは「イヤリングもバレッタもウッディ。アクセサリーの使い方が上手」「イヤリングとバレッタを注文した!届くのが楽しみ!」という声も。
佳子さまが着けていたのは、訪問された鳥取県にある工房が、廃材として出た木材を組み合わせた寄木細工のアクセサリーとして販売しているもの。
制作者である「白谷工房」の中村建治さんは、佳子さまが身につけられているのをニュースで知ったといいます。
白谷工房 中村建治さん:びっくりというか、驚きました。本当にうれしかったです。(佳子さまが)ご到着された夜に、出席する交流会に(偶然)お招きいただいていたので、直接お話をする機会をいただきました。私の前にいらっしゃった時に、イヤリングとバレッタを、振り返って見せていただいて「つけていますよ」という感じで。色々と本当に幸運が重なったなと。
招待されていた交流会では、偶然、自分の作ったバレッタとイヤリングを身に付けられた佳子さまと歓談する機会を得たそうです。
さらに、これまで1カ月に100個程の注文が入っていたイヤリングは、1週間で3倍となる300個。バレッタは1カ月に20個ほどの注文数でしたが、10倍となる200個もの注文が入り、うれしい悲鳴を上げているといいます。
訪れた地域とゆかりのある物を取り入れられた装いで、人々を楽しませる佳子さま。皇室のファッションに詳しい青木淳子氏は、今回の装いについてこう話します。
歴史文化学研究者 青木淳子氏:皇室の方々が訪問する地域とゆかりのある品々を身に着けるのは、その地域に対しての親しみと尊敬の気持ちを込めていらっしゃるのだと推察します。美智子さまが1993年に沖縄訪問されたとき、沖縄の伝統ともいえるかすりの布を取り入れたデザインのお洋服を着用されていました。そして2022年10月天皇皇后両陛下が沖縄をご訪問なさったとき、雅子さまが着用されていた「かりゆし」ファッション。雅子さまは沖縄の染織を取り入れた、という点では美智子さまのご意思を受け継がれています。美智子さま、雅子さま、佳子さまと、より庶民に親しみやすい名産や特産品の取り入れ、人々に寄り添うお心を感じることができるのではないでしょうか。(「めざまし8」9月30日放送より)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。