秋こそ蚊が活発化、10月下旬まで注意!フェイント&ダッシュ“蚊を置き去り”作戦で対策?【Nスタ解説】

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ひと吹きで蚊が落ちる魔法のスプレーに、蚊を寄せ付けない驚きのクリーム。さらに、蚊に刺されたかゆみが軽減される最新機器まで。秋こそ蚊に注意、最新の対策を紹介します。
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山内あゆキャスター:これからが蚊の本格的なシーズンになるそうです。最新の虫刺されケア機器で注目のドイツ・カメディ社の「heatit(6800円)」は、機器をスマホに挿入し、アプリで温度などを設定後、先端部分を患部に4~9秒ほどあてるとかゆみが軽減するそうです。使用した感想は、患部に当てると少し熱いかなと感じました。
東京大学斎藤幸平准教授:ドイツの蚊は日本の蚊と比べて体が少し大きくて、1回刺されると何日もずっとかゆみが続くので便利ですね。
山内キャスター:日本では刺されたときに冷やしたりしますが、ドイツでは温めたスプーンを患部に当てるという民間療法があるそうです。
害虫防除技術研究所の白井良和代表によりますと、「猛暑で蚊が少なかったが、秋は蚊の発生が多くなる。血を吸おうと執拗に追いかけてくることもある。10月下旬までは注意が必要」だといいます。
【どこを刺されるのが嫌?】1位手の指2位足の指3位おでこ4位足の裏5位首6位耳(生活情報サイト「SHUFUFU」より引用対象:200人〔20~50代〕)
蚊に刺されないための対策を害虫防除技術研究所の白井良和代表に聞きました。▼蚊は風に弱いため、扇風機(スイングモード)の風で蚊が近寄りにくくしたり、▼ゆったりとした服装をすることで、針が皮膚に届かないという効果があるそうです。
また、家に入る時のコツは「フェイント&ダッシュ」。扉のカギを開け、数歩下がり、蚊を惑わせるためにフェイントをかけながらダッシュで家に入ります。
害虫防除技術研究所の白井良和代表は、「蚊はゆっくり上下しながら飛ぶので、急なスピードに対応できない。置き去り作戦です」としています。
東京大学斎藤幸平准教授:ドイツでは蚊よけ対策として、キャンドルやリンゴ酢といったケミカルフリーなやり方が広がっています。
========<プロフィール>斎藤幸平さん東京大学准教授 専門は経済思想・社会思想著書『人新世の「資本論」』50万部突破

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