時速90キロで法面に乗り上げ横転 フェード現象か 静岡で27人が死傷した観光バス事故

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先月13日、静岡県小山町で観光バスが横転し27人が死傷した事故で、バスは時速90キロで法面に乗り上げ横転したことが新たにわかりました。
この事故は先月13日、小山町の「ふじあざみライン」で観光バスが横転し、1人が死亡、26人が重軽傷を負ったものです。取り調べに対し、逮捕された運転手は「ブレーキが利かなくなった」と供述していて、バスは事故現場の400メートル以上手前から制御不能になったとみられています。
警察によりますと、バスの車体を検証した際に発見された走行記録やドライブレコーダーに表示される速度がどちらも時速90キロ程度を示していたことが新たに分かりました。
警察は下り坂で、フットブレーキを使い過ぎることによってブレーキの機能が極端に低下する「フェード現象」が起きたとみて捜査を進めています。

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