三島村・硫黄島で4年ぶり噴火、噴煙高さ1000メートル 気象台「警戒レベル2」継続 鹿児島

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鹿児島県三島村の硫黄島で午前11時半前、噴火が発生し、噴煙が火口から1000メートルの高さまで上がりました。硫黄島で噴火が発生したのは2020年以来、4年ぶりです。
気象台によりますと、1日午前11時28分に三島村の硫黄島で噴火が発生し、噴煙が火口から1000メートルの高さまで上がりました。
硫黄島で噴火が発生するのは2020年10月以来、およそ4年ぶりです。この噴火による大きな噴石は確認されておらず、地下のマグマなどの動きを示すとされる火山性微動も観測されていません。
気象台は、今回の噴火は警戒レベルの範囲内の活動として噴火警戒レベル2の「火口周辺規制」を継続し、火口からおおむね500メートルの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
三島村の硫黄島は、薩摩半島の南端から南南西およそ40キロにある有人島で、村によりますと、8月時点で69世帯・123人が暮らしています。

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