「あなたの感覚は歪んでいる」と裁判官が“説諭” 露天風呂を盗撮 マニアグループの男に有罪判決ー静岡地裁

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盗撮マニアグループの一員として、神奈川県などで盗撮を繰り返した罪に問われていた男に、静岡地裁は11月2日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、岡山市北区に住む無職の男(33)です。男は2020年10月から2021年10月の間に、神奈川県や兵庫県など4道県で複数回にわたり、山の中にある露天風呂の様子を望遠レンズをつけたカメラなどで盗撮しました。
静岡地裁の鈴木悠裁判官は「犯行は計画性があり、自らの性欲を満たすための卑劣な犯行」と指摘したうえで、再犯防止の治療を受けていることから、懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
また、鈴木裁判官は被告の男に対し、「相手が自らが盗撮されていることに気づかなかったとしても、傷つかないわけではない。あなたのその感覚は歪んでいる。今後、治療にしっかりと取り組んでほしい」と説諭しました。

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