日本公式Xアカウント「@SaintLaurentJP」
高級ファッションブランド「SAINT LAURENT」の日本公式Xアカウント「@SaintLaurentJP」がポストした広告が物議を醸している。
「問題となっているのは、7月26日に広告として打ち出されたモデルの衣装です。自社商品のスカーフを頭に巻いた海外女性モデルが、薄い網のタンクトップを素肌に着用しているんですよ。肌が透けるデザインのため、完全にバストトップが露出してしまっているんです。
通常、Xに性的画像や動画のポストには『この画像/動画はセンシティブな内容を含んでいる可能性があります。』と表示されますが、同ポストにはその制限がかけられていません」（芸能記者）
同ブランドは、2017年にも広告写真が問題になっている。毛皮のコートを身にまとい、黒の網タイツを履く女性モデルが、足を大きく広げ、股間部分を強調する広告と、レオタードを着用した女性モデルが前屈みになり、スツールにもたれかかっている2枚の広告が、女性の品位を傷つけているという理由から、規制がかかったのだ。
しかし、今回の広告写真は、バストトップがあからさまに写っているにも関わらず、未だ規制がかかっていない。
この広告写真に、Xでは物議の声が上がっている。
《なんか高級ブランドのCMや広告って、定期的に炎上している気がするのだけれども…いいのか、これは。》
《サンローランの広告、女性モデルの服が透け透け過ぎて乳首モロ見えだけどコレは許されるんか》
《これはありなんですか？見えてますけど…いいんですか？この格好で外歩いたらわいせつ罪では？大丈夫？？》
この件に関して、スタイリストの中西麻友氏に話を聞いた。
「女性モデルが身に付けているシフォンスカーフを打ち出したかったのかと思いますが、日本ではまだ馴染みのないノーブラファッションに対しての関心が寄せられたのかなと思います。
ここ数年コレクションや海外セレブ・インフルエンサーの中では当たり前になりつつありますが、日本ではまだ露出が多いだけで他人の目が気になる人が多い中、一つのファッションとしてかっこいいなと思います。
この最近では見せブラやショーツもわざと見せるファッションも流行っているので、トップを出さずともインナーを見せて適度な露出が私達には取り入れやすいのかなと思います。誰もが周りを気にすることなく自由に自分を表現できるファッションを楽しめるようになってほしいなと思います」
これが“当たり前”になる時代が来る……？