手取り15万円、ブラック職場…半年以内に1割が辞める「定年自衛官」のキツすぎる再就職事情

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世間では、「セカンドキャリア」という言葉もすっかり定着。定年後もしばらく働くことがデフォルトのようなムードがある。言うまでもないが、50代以降のセカンドキャリアは、バラ色とは限らない。むしろ「こんなはずじゃなかった……」と、困難に直面するほうが多いかもしれない。
今回は、民間企業や他の役所よりも定年が早い自衛官の「定年後」に注目。先般『定年自衛官再就職物語 – セカンドキャリアの生きがいと憂うつ -』(ワニブックスPLUS新書)を上梓された、防衛大学校出身の著述家の松田小牧さん(@matsukoma_yrk)にうかがった。

「空自では花形職種である戦闘機パイロットは、民間では活かしにくく苦労することがあるようです。自衛隊の輸送機を操縦したのであれば、民間の輸送機パイロット、ヘリコプターであれば、民間のヘリパイロットの道が開けています。でも戦闘機を操縦できるスキルは、つぶしがなかなかききません」

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